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「俺の勝ち」というベアーズファンへのコメントを後悔していないとパッカーズQBロジャース

2021年10月21日(木) 04:14


グリーンベイ・パッカーズのアーロン・ロジャース【AP Photo/Nam Y. Huh】

すっかり有名となった「俺の勝ちだ」というシカゴ・ベアーズファンへの発言をアーロン・ロジャースは悔いていない。それは日曜日のソルジャー・フィールドでパッカーズが24対14で勝利した際の出来事だった。

現地19日(火)、『Pat McAfee Show(パット・マカフィー・ショー)』に出演したロジャースは、あれは宿命のライバルとの対決で自らタッチダウンランによって試合を決めたという感情の高まりから飛び出したものだったと述べた。

「衝動的に出たものなんだ」と『Milwaukee Journal Sentinel(ミルウォーキー・ジャーナル・センチネル)』が彼の言葉を伝えている。「俺は自分の(タッチダウン)ランに誇りを持っている。グリーンベイの地元メディアの中には、ポケットの外に出て仕事をやり遂げる俺の能力が衰えているだのとくだらないことを書き立てたヤツらがいる。だから、あれを引き出し、昔ながらのフェイントを成功させ、エンドゾーンに飛び込んだのはかなり特別だった」

その少し前にベアーズのパスラッシャー、ロバート・クィンが彼の動きをまねしたのを受けて、“ベルト”を示すしぐさで得点を祝ったロジャースは、ベアーズファンから投げ掛けられた悪態や不快な態度に反撃した。

「膝をついた後で見上げたら、卑わいな言葉やジェスチャーがそこら中に飛び交っていた」とロジャースは述べた。「観客にあんなことを言うつもりはなかったんだ。俺のキャリアの統計や、彼らに対するそこでの勝率でチームは成功を収めてきている」

「“俺は”って言葉を何度か使ったのは分かっているけど、これは“俺たち”のやったことだと感じている。本当に、(ブレット)ファーブがやってきてから、俺たちはシリーズ全体をひっくり返してきた。ファーブがここに来た時、俺たちは2桁台で負け越していた。このシリーズは100年以上続いていて、今や俺たちが7勝リードしている。こっち側にいられていい気分だよ。あれは振り返ると特別な瞬間だった。こんな大騒ぎになるとは思っていなかったんだ。俺を支持してくれたチームメイトたちに感謝している」

ロジャースは先発としてベアーズに対する記録を22勝5敗(プレーオフを含む)に伸ばしており、ソルジャー・フィールドでは11勝3敗(プレーオフを含む)となっている。ベアーズ戦で先発した過去5試合でロジャースは全て勝利した(タッチダウンパス12回、インターセプト0回)。

「何らかの理由によって、そうしたライバル関係は年々弱まっていくのかもしれないけど、ファンにとってはそんなことは全くない」とロジャースは述べた。「NFLの歴史を愛し、こうしたライバル対決の歴史を愛する人々にとっては、弱まることはないんだ。いつだって特別なものだ。この100年の間、何人かの象徴的な選手たちがこのライバル対決でプレーしてきている」

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