パッカーズが元テキサンズDEホイットニー・マーシラスと契約へ
2021年10月21日(木) 08:53グリーンベイ・パッカーズがディフェンシブエンド(DE)ホイットニー・マーシラスと契約する見込みだと『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートとジェームス・パーマーが現地20日(水)に伝えた。パッカーズは試合平均サック2.3回となっている守備陣において、パスラッシングの部分で戦力を増強する。
最初にこのニュースを報じたのは『SportsTalk790』のアーロン・ウィルソンだった。
これまでの9年以上をヒューストン・テキサンズで過ごしてきたマーシラスに新しいホームができる。マーシラスは今季にテキサンズの選手として出場した6試合(先発2試合)でサック3回を記録していたが、今週のはじめにリリースされていた。キャリアを通じてサック57回をマークし、31歳という年齢ながらもテキサンズのロースターにおける中心的存在だったマーシラスには、リリースの際にDEチャールズ・オメニフからソーシャルメディア上で心のこもったメッセージが送られた。マーシラスはリリースについて“お互いの意向による”別離だと話しており、リリース後に有力チームと契約することが示唆されていた。
『Houston Chronicle(ヒューストン・クロニクル)』によれば、マーシラスは「それが俺の進みたい方向だ」と話したという。
そして、実際にマーシラスはその方向に進んだ。
グリーンベイへ向かうことで、マーシラスは1勝5敗のテキサンズの位置であるAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)南地区最下位から、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)北地区のトップへと浮上することになる。5勝1敗のパッカーズは3勝3敗のミネソタ・バイキングスとシカゴ・ベアーズに2ゲーム差をつけてディビジョン首位につけている。
パッカーズのジェネラルマネジャー(GM)ブライアン・グーテクンストは精力的な10月を過ごしており、ダラス・カウボーイズが放出したラインバッカー(LB)ジェイロン・スミスとも契約を結んでいる。パッカーズのパスラッシャーであるザダリアス・スミスは背部の手術を受けており、いつ復帰できるかは分かっていない。
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