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落ち着きをもってブラウンズに勝利をもたらしたQBキーナム

2021年10月22日(金) 14:44


クリーブランド・ブラウンズのケイス・キーナム【AP Photo/Kirk Irwin】

今週に入って本人が話していた通り、クオーターバック(QB)ケイス・キーナムは確かにこのために鍛えられたのだろう。

サーズデーナイトにNFLのキャリアで6つ目のチームから先発出場を果たしたクリーブランド・ブラウンズのQBキーナムは、最初のドライブでチームを得点まで導いた。キーナムはその後、おそらくブラウンズのこの日の1番のビッグプレーと思われる第4ダウンでのスクランブルを決め、勝利を決定づけるタッチダウンパスへの道をつないでいる。

ミネソタ・バイキングスでもキーナムを指導していたブラウンズのヘッドコーチ(HC)、ケビン・ステファンスキーは「ケイスはいつものように戦った」と話している。

「彼はオペレーションをまとめ上げたと思う。フットボールを大切に扱い、エンドゾーンでのあそこの第4ダウンのプレーは見事だった。ただプレーを決め、あと数ヤード稼ぐために戦っただけだが、彼は素晴らしい戦いぶりだった」

キーナム自身は第4ダウンのプレーについて「チェックダウンを出そうとしてあそこにかなり開いている部分があるのを感じ、点を取るためにやってみたんだ。本当に何か考えていたわけじゃない。ただその時に反応しただけだ」と語っている。

キーナムが元所属チームの一つであるデンバー・ブロンコスとの試合で先発に立ったのは、ブラウンズのQBベイカー・メイフィールドが肩を負傷したためだった。

「穏やかで、落ち着いた気持ちだった。最初のドライブは最高だった。ケビンが最初の15分をすごくよくまとめて、オフェンシブラインも素晴らしい仕事をした」とキーナムは言う。

第1クオーターの終わりまでに、キーナムは2回のドライブによってチームを10ポイント獲得へと導き、パス7回中5回を成功させて72ヤードをマークしている。攻撃陣の爆発的なスタートは前半を通じて勢いが続いたわけではないが、守備陣がブロンコスを抑え込んだ。

「ディフェンスが本当にすごくいいプレーをした。伸るか反るかのところでああいう風に彼らを抑え込んだのが大きかった」

そう守備陣を称賛したキーナムは、この日の試合を「すごくいい気分さ。今夜は本当に楽しかった。俺たちは最高のグループで、彼らが全力で戦った」と振り返っている。

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