テキサンズのマクネア会長が反アジア的な発言を謝罪
2021年10月27日(水) 15:01ヒューストン・テキサンズの会長兼CEOであるキャル・マクネアが現地26日(火)、5月に実施されたチャリティーゴルフトーナメントで発した反アジア的な中傷を謝罪した。
『Bally Sports(バリー・スポーツ)』のマイケル・シルバーが火曜日に報じたところによれば、マクネアは現在も世界に影響を与えているCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)のパンデミックについて言及した際にそういった発言をしたとのことだ。
“Houston Texans Foundation Charity Golf Classic(ヒューストン・テキサンズ・ファウンデーション・チャリティー・ゴルフ・クラシック)”の場に集まった観衆に向けて、マクネアは「昨年はチャイナウイルスのせいで集まることができず、残念だった」と語ったという。
マクネアはチームの公式な声明を通じて、火曜日にこう謝罪している。
「去る5月に開催されたイベントでの私の発言には、不適切な言葉の選択が含まれていた。当時に接触してくれた人々にはただちに謝罪しており、今回、改めて謝罪する。言葉を慎重に選ぶことがいかに重要なことか、私には分かっている。決して誰も傷つけるつもりはない」
マクネアは2019年7月からテキサンズの会長を、2019年1月からCEOを務めている。
マクネアの父である故ロバート・“ボブ”・マクネアはテキサンズの創設者であり、上級会長兼CEOだった。ボブ・マクネアは2018年11月23日に亡くなっている。
2017年に『ESPN』が報じたところによれば、国歌演奏中に膝をついたNFL選手たちについて、ボブ・マクネアがNFLの秋季ミーティング中に「囚人に刑務所を運営させるわけにはいかない」と他のオーナーたちに話していたという。マクネアはこの発言を謝罪し、自分のコメントの中で“われわれの選手たちに言及していたわけではない”と述べていた。
テキサンズは今週日曜日にロサンゼルス・ラムズをホームに迎える予定だ。
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