出場停止処分から復帰後にカウボーイズのGとして過ごしているラエル・コリンズ
2021年10月28日(木) 23:20出場停止処分から復帰するにあたって、ラエル・コリンズは追加の練習に取り組んでおり、もしかしたら以前とは異なるポジションで登場することになるかもしれない。
彼の不在中にライトタックル(RT)はテレンス・スティールが引き継ぎ、コリンズが戻ってきても先発の座を維持する見込みだ。だが、ミネソタ・バイキングスと対戦するサンデーナイトゲームでダラス・カウボーイズがそれを必要とするなら、コリンズはガード(G)としてプレーする可能性がある。
「われわれはそこに彼を押し込もうと考えている」とカウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーはチームの公式サイトで述べた。「彼は良さそうだよ。月曜日によく動けていた。LC(コリンズ)にはポジション的な柔軟性がある」
「今週のライトタックル先発はテレンスで行くが、LCはそこに入る素晴らしい候補となる。そのため、今週は可能な限り彼を働かせようとしているんだ」
ルイジアナ州立大学出身のコリンズはタックル(T)としてドラフト指名を受けたが、NFLに来た最初の2シーズンはレフトガード(LG)としてプレーした。ダラスがRTよりそこで彼を必要としたためだ。ダグ・フリーの引退後は右サイドにシフトし、2017年から2019年はほぼそこでプレーを続けた。2020年はケガのために1年間欠場している。
その同じケガによってスティールは貴重な試合でのレップスを経験し、経験を得ることができた。それは間違いなく彼のプロ2年目のシーズンに持ち越されている。
「テレンスがいかに良いプレーをしたかをしっかりと認識しなければならない。皆それを認めている」とマッカーシーは述べた。「オフェンシブラインの継続性は1年を通して維持に努めるものだ。その複雑な性質上、彼らが一緒にプレーするレップスは極めて重要だ。引き続きそれを成長させたいと思っている。だが、同時にこれでわれわれは私がこのオフェンシブラインルームに来てから最もコンペティティブで最もデプスに富んだ体制になれるのではないかと考えているんだ」
スティールが好調な波に乗る中、コリンズの復帰はカウボーイズにとって、GでもTでも彼を利用できるというぜいたくな選択肢を与える。必ずしもコリンズを使う必要はないのだが、使えることは確かだ――2016年に彼が最後にGとしてプレーした時の状態を保っているとしたら。
「さて、それはいずれ分かるよ」とマッカーシーは言う。「そういうのも全て一部だ。ポジションの柔軟性というのはいつも大事だと思う。どうなるか見てみよう。私は彼の復帰が楽しみだよ」
【M】