パッカーズWRアダムスはカーディナルス戦を欠場
2021年10月29日(金) 04:59グリーンベイ・パッカーズは最大の武器を欠いた状態でアリゾナ・カーディナルスに今季初めて土をつけるための一戦に臨まなければならない。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、ワイドレシーバー(WR)デイバント・アダムスが現地28日(木)夜に控えるパッカーズ戦までに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)プロトコルを脱せず、欠場することになったという。
アダムスは今週、リザーブ/COVID-19リストに登録されており、チームとともに敵地に移動していないが、キックオフまでに自力でグランデールに向かう可能性はわずかながら残されていた。
しかしながら、それがかなうことはなく、アダムスは正式に自宅からチームメイトたちの奮闘を見守ることになった。
アダムスとクオーターバック(QB)アーロン・ロジャースは2021年シーズンにクオーターバックとワイドレシーバーのコンビが記録したレシーブヤードのランキングで3位(744ヤード)につけており、タッチダウンも3回決めている。ロジャースはアダムスをターゲットにすることを惜しまず、今季はすでに73回もパスを投げている。
アダムスの活躍もあって、パッカーズの1試合あたりのパスヤードは全体18位だ。また、パッカーズのパスキャッチャーの中でシーズン第7週までに200レシーブヤードを突破した選手は他におらず、アダムスの不在はグリーンベイのパス攻撃から多くの生産性を奪うことになるだろう。
加えて、アレン・ラザードもリザーブ/COVID-19リストに登録されており、パッカーズは1試合あたりの総獲得ヤードでリーグ7位につけるカーディナルスを相手に、WRランドール・コブやタイトエンド(TE)ロバート・トニアンら、他の選手の活躍に期待するしかない。
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