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【2016年第7週】ブロンコスがホームで快勝し、今季5勝目

2016年10月25日(火) 13:06

デンバー・ブロンコスRBデボンティー・ブッカーへボールをパスするQBトレバー・シーミアン【AP Photo/Jack Dempsey】

現地24日(月)、第7週のマンデーナイトフットボールであるヒューストン・テキサンズ対デンバー・ブロンコスが行われた。試合は攻守共にテキサンズを圧倒したブロンコスが27対9で快勝し、2連敗をストップすると同時に今季5勝目を挙げている。

昨シーズンまでプレーしたデンバーに初めてテキサンズの一員として帰ってきたクオーターバック(QB)のブロック・オズワイラーは、立ち上がりからブロンコス守備陣のパスディフェンスに苦しめられたものの、第1クオーター中盤にはランニングバック(RB)ラマー・ミラーの25ヤードランで敵陣まで前進し、フィールドゴールを成功させてテキサンズが先制。第1クオーター終了前にはテキサンズが再びフィールドゴールで追加点を決め、リードを広げた。

QBトレバー・シーミアン率いるブロンコス攻撃陣は第2クオーターに入るとエンジンがかかり、シーミアンからワイドレシーバー(WR)エマニュエル・サンダースへの15ヤードパスで敵陣に攻め込む。同ドライブの最後にはエースRBのC.J.アンダーソンの7ヤードランでタッチダウンを決めて逆転に成功。これで勢いに乗ったブロンコスは、次のオフェンスドライブでもシーミアンからWRデマリウス・トーマスへのパスなどでテンポ良くエンドゾーン付近まで前進すると、最後はトーマスの4ヤードパスを捕ってタッチダウンを決めている。その後もブロンコス守備陣を攻め崩すことができなかったテキサンズは、14対6とリードを許したまま前半を折り返した。

この日のオズワイラーはパスの正確性に欠けるも、第3クオーターには相手のペナルティなどに助けられながら敵陣に侵入し、フィールドゴールで着実に点差を縮める。しかし、テキサンズはその後RBアルフレッド・ブルーの致命的なファンブルでターンオーバーし、得点のチャンスを逃してしまう。直後のドライブでは新人RBデボンティー・ブッカーのタッチダウンランでブロンコスが追加点を決め、完全に試合の主導権を握った。

オズワイラーは最後まで元チームメイトによるディフェンスに苦戦。対するブロンコスはシーミアンが確実なパスを決め続け、第4クオーターに2本のフィールドゴールを成功させて試合を決定づけた。

ブロンコスQBシーミアンはパス25回中14回成功、157ヤード、1タッチダウンをマーク。エースRBアンダーソンはキャリー16回、107ヤード、1タッチダウンという結果で勝利に貢献した。新人QBブッカーもしっかり1タッチダウンを決め、コーチ陣の期待に応えている。WRサンダースはレシーバー4回、86ヤードだった。何よりブロンコス守備陣の活躍が光る試合内容となった。

テキサンズQBオズワイラーはパス41回中22回成功、131ヤードとブロンコス守備陣を相手に大苦戦。エースWRディアンドレ・ホプキンスもレシーブ5回、36ヤードに抑えられて、チーム全体として課題の残る試合となった。