故障者情報:ライオンズCBスレイがハムストリング負傷
2016年10月24日(月) 14:15現地23日(日)に行われたデトロイト・ライオンズ対ワシントン・レッドスキンズ戦はライオンズが勝利を収めたものの、その代償は大きくついた。
セカンダリーの中心的存在であるライオンズのコーナーバック(CB)ダリアス・スレイは試合中、ハムストリングを負傷してロッカールームに下がり、そのまま試合に復帰することはなかった。
今シーズン、スレイは1インターセプト、1サックを記録。スレイは2週間前の第5週、フィラデルフィア・イーグルス戦でインターセプトをマークしてチームを救い、その後のチーム2連勝に一役買っていた。
【その他、現地23日(日)に判明した各チームの故障者情報】
1.先週の試合でハムストリングを負傷していたアリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カーソン・パーマーは今週末のシアトル・シーホークス戦に出場予定。カーディナルスはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)西地区でシーホークスと1ゲーム差につけている。
タイトエンド(TE)のダレン・フェルズ(足首)とワイドレシーバー(WR)ジャロン・ブラウン(膝)のシーホークス戦復帰はクエッショナブル。
2.バッファロー・ビルズのランニングバック(RB)ルショーン・マッコイは黒星を喫したマイアミ・ドルフィンズ戦でハムストリングの負傷を悪化させた。練習中から疑わしかったその負傷について、マコイは試合前に「100%問題ない」と強調していた。
セーフティ(S)アーロン・ウィリアムスは試合中に頭部と首を負傷し、万が一に備えてMRI撮影をするために病院へと搬送された。ウィリアムスはすでに病院を後にし、バッファローに戻ってチームと合流している。
3.レッドスキンズのコーナーバック(CB)ジョシュ・ノーマンはライオンズ戦後半に脳震とうを発症し、試合に復帰することはなかった。ノーマンはWRマービン・ジョーンズによるロングパスのキャッチを阻止しようとダイビングした際、肩と頭から地面に着地していた。
4.クリーブランド・ブラウンズのQBコーディ・ケスラーはシンシナティ・ベンガルズに敗戦した試合で脳震とうを発症。ブラウンズはこの試合で何度かQB2人のオフェンスをひき、その際にはQBケビン・ホーガンがもう1人のQBとしてフィールドに配置された。ケスラーの負傷後、ホーガンが彼の代役を務めた。
5.ニューヨーク・ジェッツのQBジーノ・スミスはボルティモア・レイブンズ戦で膝を負傷し、試合に復帰することはなかった。最近になって先発落ちしたQBライアン・フィッツパトリックがスミスの穴を埋め、ジェッツを24対16の勝利に導いた。試合後、スミスはケガの深刻度を検査するためMRI撮影を予定しているとコメント。
センター(C)ニック・マンゴールドは足首を負傷して試合に復帰することはなかった。
6.アトランタ・ファルコンズのRBテビン・コールマン(ハムストリング)、ディフェンシブエンド(DE)ドワイト・フリーニー(大腿四頭筋/だいたいしとうきん)は試合を離脱し、復帰することはなかった。
7.ミネソタ・バイキングスのSアンドリュー・センデーホは足首を負傷し、試合に復帰することはなかった。チームはフィラデルフィア・イーグルスに敗戦。
8.右膝を負傷したイーグルスのCB ロン・ブルックスはカートでフィールドを後にし、膝には固定具がはめられた。ブルックスは残りの試合時間を除外となり、イーグルスの手薄いセカンダリー陣は危機的状況に陥った。
9.テネシー・タイタンズのガード(G)クイントン・スペインはインディアナポリス・コルツ戦、右膝を負傷して試合に復帰することはなかった。
10.ジャクソンビル・ジャガーズのディフェンシブタックル(DT)ロイ・ミラーはアキレス腱を負傷してオークランド・レイダース戦序盤に離脱。
11.サンディエゴ・チャージャースのDTキャラウン・リードはアトランタ・ファルコンズ戦で膝を負傷し、試合に復帰することはなかった。CBクレイグ・マーガー(脳震とう)は試合から除外された。
12.サンフランシスコ・49ersのDEアリク・アームステッドはタンパベイ・バッカニアーズ戦で肩を負傷して試合を離脱。アームステッドは後に試合から除外された。
13.シアトル・シーホークスのSカム・チャンスラー(鼠径部/そけいぶ)はアリゾナ・カーディナルス戦でインアクティブ登録された。