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【2016年第7週】延長でフィールドゴールをミス、シーホークス対カーディナルスは引き分け

2016年10月24日(月) 14:02


延長でフィールドゴールを外したアリゾナ・カーディナルスKチャンドラー・カタンザロ【AP Photo/Rick Scuteri】

現地23日(日)、サンデーナイトフットボールは現在NFC西地区1位のシアトル・シーホークス(4勝1敗)と2位アリゾナ・カーディナルス(3勝3敗)がアリゾナで対戦した。両チームとも相手のディフェンスを攻めあぐね、タッチダウンはゼロ、フィールドゴールの失敗も両チーム合わせて3つだ。獲得ヤードではカーディナルスが上回ったが、得点は6対6で、試合は延長戦の末に引き分けに終わっている。

立ち上がりは両チーム共に守備陣が鉄壁の守りで隙を与えず、6つのパントが飛び交った。その後、カーディナルスに先制のチャンスが訪れたが、フィールドゴールをシーホークスのラインバッカー(LB)ボビー・ワグナーがブロック。しかし、次の攻撃で46ヤードのフィールドゴールを決め、カーディナルスが3点を先取、そのまま前半を折り返した。カーディナルスが174ヤード獲得しているのに対し、シーホークスの攻撃は47ヤードにとどまった。

第3クオーターでは敵陣19ヤード地点で第4ダウン1ヤードとなったカーディナルスだったが、フィールドゴールを蹴らず、コンバートに失敗。しかし、シーホークスはその後の攻撃を得点に結びつけることができず、この試合7つめのパント。3対0のまま、クオーターが終わる。

第4クオーターではカーディナルス自陣38ヤード地点でのパントをシーホークスのワイドレシーバー(WR)タナー・マクエボイがブロック。直後の攻撃をシーホークスがフィールドゴールに持ちこみ、残り4分で3対3の同点に。試合は延長戦にもつれ込んだ。4クオーターを終わって、カーディナルスの獲得ヤードは302、対するシーホークスは130ヤード。

延長戦は、まずカーディナルスが攻撃権を得、キッカー(K)カタンザロが45ヤードフィールドゴールを成功させる。次の攻撃では、シーホークスのKホーシュカが36ヤードゴール決めて6対6に。カーディナルスはWRネルソンへの40ヤードパスの後、再びフィールドゴールに持ち込む。距離は24ヤード。成功すれば試合終了となるはずが、ボールはゴールポストに当たって失敗。シーホークスもフィールドゴールを失敗し、試合は6対6で引き分けに終わった。

カーディナルスのクオーターバック(QB)カーソン・パーマーはパス49回中29回成功、342ヤード。
シーホークスQBラッセル・ウィルソンは、パス37回中24回成功、225ヤード。

チーム全体の獲得ヤードはカーディナルスが443ヤード、シーホークスが257ヤードとなっている。