デトロイト・ライオンズのスペシャルチームコーディネーターであるデイブ・フィップが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性となり、シーズン第8週の試合には参加できない可能性がある。

フィップは陽性の検査結果を現地26日（火）に受け取ったと『Zoom（ズーム）』を介して報道陣に明かしている。47歳のフィップは日曜日までに2回連続で陰性の結果を受け取ることを望んでいると述べた。

『Detroit Free Press（デトロイト・フリー・プレス）』によれば、ワクチンを接種済みのフィップは無症状であること、また、チームと共にいたいとの希望に触れつつ「体調は最高なだけに、とてもつらい」と語ったという。

スペシャルチームユニットは今季のライオンズにおいて珍しく輝きを放っているスポットだ。キッカー（K）オースティン・サイバートとパンター（P）ジャック・フォックスはそれぞれのポジションのランキングで上位に入っている。シーズン第7週のロサンゼルス・ラムズ戦でライオンズはオンサイドキックをリカバーし、フィールドゴールは4回中4回成功、フェイクパントを2回決めている。これこそフィップの指揮下でいかに準備を整えられたかの証明だ。

ライオンズは現地31日（日）にホームでフィラデルフィア・イーグルスと対戦することになっている。

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