トレードで獲得のRBイングラムについて、出場の可能性は「間違いなく」あるとセインツのペイトンHC
2021年10月29日(金) 17:45マーク・イングラムのニューオーリンズへの帰還は“ブーム・アンド・ズーム”の再結成を意味する。
ブームを町に呼び戻すために、片割れのズームが陰で糸を引いていたとしても驚きではない。ところが、意外にもズーム――アルビン・カマーラ――は、セインツにブーム――マーク・イングラム――を呼び戻すにあたって、ヘッドコーチ(HC)ショーン・ペイトンとジェネラルマネジャー(GM)ミッキー・ルーミスより数歩遅れていたという。
「(イングラムから私への接触は)不可能だし、彼はそうしなかった」とペイトンはチームの公式サイトで語った。「だが、彼の悪友はしてきた」
「どこだったかは忘れたが、アルビンから何か言われたことがある。その時の私はこんな感じだった。“いいかい、君が今アルファベットのCだとしたら、私はMだ”とね。“追いつきなさい。われわれはその道のもっと先にいる”」
ペイトンとルーミスがその道を進み始めたのはシアトルでのロードゲームでのことだった。ラタビアス・マレーの離脱とトニー・ジョーンズJr.のケガによって、セインツにはカマーラとペアを組む誰かが必要になりそうだということが明らかになった。カマーラが旧友をニューオーリンズに呼び戻してはどうかというアイデアを口にした時、HCとGMはすでにヒューストン・テキサンズにその気があるかどうか、“探りを入れていた”という。
「アルビンと彼は非常に親しく、いったんそうした流れになってからも、私はまだ少し懐疑的だった。彼がそこでプレーしていた役割を考えればね」とペイトンは説明した。「そして(水曜日は)、行きつ戻りつしたものの、幸いにも話をつけることができた。彼の飛行機はもう到着している。今日は練習できないが、(金曜日には)練習できるようになる」
イングラムは金曜日までは練習に参加しないとペイトンは述べた。身体検査に合格し、セインツオフェンスの基礎を少しばかり更新するだけで、彼は早ければ日曜日にもプレーできるようになるはずだ。イングラムはニューオーリンズにいた8シーズンで6,007ランヤードと50回のタッチダウンを決める成功を収めている。
「間違いなくある」とイングラムがプレーするチャンスについてペイトンは述べた。「可能性は十分だ。間違いない。それは高い可能性と言っていい」
次の試合は大きなマッチアップだ。6勝1敗のバッカニアーズが最新のNFC南地区対決のために町へとやってくる。セインツが勝てば、ディフェンディングチャンピオンとの差を縮めることができる。
タンパベイへの勝ち方をよく知る者がセインツにいるとすれば、それはイングラムだ。古巣に帰還した彼がチームに番狂わせを起こさせることができるかどうか、お手並み拝見といこう。
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