負傷しない限りはタゴヴァイロアが先発QBだと強調するドルフィンズHCフローレス
2021年10月30日(土) 08:10マイアミ・ドルフィンズのヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスはドルフィンズがクオーターバック(QB)デショーン・ワトソンとのトレードを検討しているのではないかという質問に答え続けている。
現地29日(金)、トゥア・タゴヴァイロアがドルフィンズの先発だという決まり文句にこだわっているフローレスHCは次のように強調した。
「何度も言ったと思うのだが、トゥアが私たちのクオーターバックだ。うわさには興味がない。憶測にも惑わされない。トゥアは私たちのクオーターバックだ」
今季残りの期間、タゴヴァイロアが先発になるかどうかについて問われたフローレスHCは「彼がクオーターバックであるのは間違いない――つまり、いろいろなことがあるが、負傷などしない限りはそうだ」と答えている。
今季、タゴヴァイロアはケガで3試合を欠場しており、ジャコビー・ブリセットが代役を務めていた。
これまでの戦績を1勝6敗とするドルフィンズは目下6連敗中で、日曜日にはバッファロー・ビルズ戦に挑む。
昨季、ドルフィンズはコーナーバック(CB)ザビエン・ハワードを期限直前にトレードしないという声明を出したが、今季のQBの状況についてはフローレスHCがタゴヴァイロアを支持していること以外、公になっていない。
今年と2020年で「違うとは言っていない」とフローレスHCは主張。「トゥアが私たちのクオーターバックだと言ったことでその質問に答えたことになるのではないだろうか。そして、私は憶測に惑わされない。うわさや憶測、混乱には巻き込まれない。チームに集中し、クオーターバックに集中する。そして、それはトゥアだ」
「彼が私たちのクオーターバックだと言うのは、私たちが彼にコミットしていると言っているのと同じだ」とフローレスHCは付け加えた。
ワトソンは現在、マッサージセッション中の性的暴行および不品行の訴えによる22件の民事訴訟の対象となっており、さらに、犯罪捜査も行われている。ワトソンは罪には問われてない。
NFLのトレード期限は11月2日(火)に迫っている。
【RA】