ベイカー・メイフィールドにとっては1試合の欠場で事足りたようだ。

クリーブランド・ブラウンズのヘッドコーチ（HC）を務めるケビン・ステファンスキーは現地29日（金）、日曜日に控えるピッツバーグ・スティーラーズ戦はクオーターバック（QB）メイフィールドが先発すると発表した。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、メイフィールドは左関節唇を断裂したにもかかわらず、木曜遅くに試合出場に関するメディカルクリアランスを受けたという。メイフィールドは肩の力を取り戻しており、可動域も十分で、断裂も治りつつあることから、ブラウンズが今回の決断に至ったとラポポートは付け加えている。

メイフィールドはブラウンズが敗れたシーズン第6週のアリゾナ・カーディナルス戦で相手ディフェンシブエンド（DE）J.J.ワットにサックされた際に肩を悪化させ、以降はプレーしていない。メイフィールドはショートウイークを過ごす中で出場に向けて準備に励んだものの、翌週のデンバー・ブロンコス戦でプレーできるほどチームの医師団を満足させるには至らなかった。メイフィールドの代わりにケイス・キーナムが出場し、ブラウンズは17対14で勝利している。

ただ、ブラウンズはすでにコーナーバック（CB）デンゼル・ウォードとワイドレシーバー（WR）ドノヴァン・ピープル・ジョーンズを欠いているほか、カリーム・ハントはふくらはぎの負傷で現在も故障者リストに名を連ねている。加えて、WRオデル・ベッカム、DEジェイデビオン・クロウニー、ディフェンシブタックル（DT）マリク・ジャクソン、DEタカリスト・マッキンリーが日曜日の試合を前にクエッショナブルとなっている。

一方で、この2試合をふくらはぎのケガで欠場していたランニングバック（RB）ニック・チャッブが練習にフル参加を果たし、試合のステータスも指定なしとなったことは朗報だ。

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