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レイダースがベテランWRデショーン・ジャクソンと契約へ

2021年11月08日(月) 09:54


ロサンゼルス・ラムズのデショーン・ジャクソン【Ben Liebenberg via AP】

ラスベガス・レイダースが強く必要としていたレシーバー勢の補強をフリーエージェンシー(FA)で果たそうとしている。

ワイドレシーバー(WR)デショーン・ジャクソンがレイダースと契約する見込みだと現地7日(日)に『NFL Network(NFLネットワーク)』のマイク・ガラフォロが伝えた。ジャクソンは契約によってベテランに対する最少額以上のものを手にするだろうとガラフォロはつけ加えている。

ロサンゼルス・ラムズがトレードパートナーを探すことができなかったのを受け、ジャクソンは今週にフリーエージェントになっていた。ジャクソンはオフシーズンにラムズと契約したものの、チームで戦い続けて行けるだけのプレー時間を与えられていないと考えていた。ジャクソンとラムズの双方がトレードを追求することで合意しており、リーグが定めるトレード期限が過ぎた後にジャクソンはリリースされている。

レイダースはこの日曜日に、最近リリースしたヘンリー・ラッグス三世のいない状態で初めてフィールドを踏んだものの、ディープパスでビッグプレーが見込める選択肢がないことから空中戦で苦戦していた。ラッグス三世は若い女性が亡くなった交通事故を起こしたことで、現在4件の重罪と1件の軽罪に問われている。レイダースはこの死亡事故を受け、火曜日にラッグス三世をリリースした。

日曜日にはクオーターバック(QB)デレック・カーがパス46回中30回成功、296ヤード、タッチダウン1回を記録。一方で、ニューヨーク・ジャイアンツに23対16で敗れたこの試合でインターセプト2回も喫している。ジャクソンの加入はレイダースがダウンフィールドへのパス能力を回復させる上で間違いなく役に立つはずだ。ただし、それにはジャクソンが新しい攻撃陣と環境に急速に馴染むことが条件となる。14年目のベテランは今週にその取り組みを開始するだろう。

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