バイキングスRBダルヴィン・クック、暴行されたと訴える元恋人の訴訟に反論
2021年11月11日(木) 11:39ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)ダルヴィン・クックは現地10日(水)、元恋人が訴訟を起こしている2020年11月の事件について、自分は“被害者”であると主張した。
クックの元恋人であるグレイスリン・トリンブルさんは、2020年の11月19日から20日にかけてクックの自宅で暴行、脅迫、不法監禁行為の被害に遭ったとして、火曜日にミネソタ州ダコタ郡地方裁判所でクックを相手に訴訟を起こした。また、トリンブルさんはその前の週にもクックに“故意に殴られた”と訴えている。
クックの代理人を務めるデビッド・バレンティーニは火曜日に声明を発表し、トリンブルさんがクックの自宅に押し入り、クックと居合わせた2人のゲストに暴行を働いたと主張。トリンブルさんとその代理人はクックを脅迫しようしているとも述べた。
この事件が警察に通報されたことはなく、現時点で告訴はない。
クックは水曜日の練習前に、「俺はこの事件の被害者だということを、今日は皆に知ってもらいたいんだ。真実と詳細はまた別の機会に明らかになると思っている」と記者たちに話した。
そして、クックは「この状況について詳しく説明したいところだけど、相手からの訴訟がある中で、俺がここに座ってその話をするのは賢明な判断ではない」とつけ加えた。
バイキングスのヘッドコーチ(HC)マイク・ジマーは水曜日に、クックは練習に参加すると記者たちに伝えた。
ジマーHCは「私が聞いているのは、これは民事事件だとNFLが言っているということだけ。そういうことだ。正直なところ、私はあまり詳しいことを知らない」とコメントしている。
NFLは水曜日の声明の中で「この件は個人行動方針に基づいて調査され、今後も動向を注視していくが、(クックの)ステータスに変更はない」としている。
クックは記者団に対し、まだリーグとの接触はなく、日曜日のロサンゼルス・チャージャーズ戦には出場する見込みであることを明らかにした。
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