スティーラーズOLBのT.J.ワットは重傷を回避、SフィッツパトリックはCOVID-19リスト入り
2021年11月16日(火) 09:42ピッツバーグ・スティーラーズのアウトラインバッカー(OLB)T.J.ワットは股関節と膝を負傷してMRI検査を受けたが、検査の結果は良好だった。
現地15日(月)、『NFL Now(NFLナウ)』に出演した『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートは関係者の話として、ワットの股関節と膝に構造的な損傷はほとんどないと伝えている。
ワットは痛みを感じており、月曜日に試合があったとしたらプレーできないだろうとラポポートは付け加えた。とはいえ、検査の結果、ワットは次の日曜日に控えるロサンゼルス・チャージャーズ戦に出場できる可能性があり、もし欠場することになっても、1試合程度の短い期間で済みそうだ。
その後、スティーラーズはセーフティ(S)ミンカ・フィッツパトリックをリザーブ/COVID-19リストに登録したと発表。クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーが土曜日にCOVID-19リストに登録されたことで、16対16の引き分けで終わったデトロイト・ライオンズ戦ではメイソン・ルドルフが代わりに先発を務めた。また、スティーラーズは月曜日にQBジェームズ・モーガンと練習生として契約している。
ワットは第3クオーターでライオンズのQBジャレッド・ゴフをサックした際に2箇所を負傷して退場した。年間最優秀守備選手賞の受賞候補であるワットはこのサックで今季合計のサック数を12.5回――リーグトップのサック数を誇るクリーブランド・ブラウンズのディフェンシブエンド(DE)マイルズ・ギャレットとの差を0.5――としている。
スティーラーズは今後、プレーオフ進出候補であるチャージャーズ、シンシナティ・ベンガルズ、ボルティモア・レイブンズとの、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)における重要な3連戦を控えている。これらの試合のすべて、あるいはほとんどにワットが出場できるかどうかは、スティーラーズのプレーオフ進出の可能性に大きな影響を与えるだろう。
【RA】