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足首負傷のファルコンズRBパターソンがTNF欠場の可能性

2021年11月16日(火) 10:54


アトランタ・ファルコンズのコーダレル・パターソン【AP Photo/Matt Patterson】

アトランタ・ファルコンズのランニングバック(RB)コーダレル・パターソンが今季最悪の負け試合から除外されてから1日も経たないうちに、ファルコンズはチーム最高の選手の一人がいない状態でショートウイークの戦いに臨まなければならない可能性を把握した。

パターソンが捻挫した足首の検査を受ける中、ファルコンズはニューイングランド・ペイトリオッツと対戦するサーズデーナイトフットボール(TNF)に向けたベテラン選手のステータスを楽観していないと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが現地15日(月)に伝えている。

パターソンはダラス・カウボーイズに43対3で敗れた日曜日の試合の第1クオーターで足首を負傷。今季にブレイクしている選手の一人であるパターソンが2週間ほど戦線離脱する可能性があるとペリセロはつけ加えた。

ファルコンズの暫定レポートによれば、チームのスターは月曜日に制限付きでの練習参加とされていた。

カウボーイズ戦の第2クオーターに短時間だけ復帰したパターソンだが、後半にはプレーしなかった。試合を離脱するまでにパターソンはラン4回で25ヤード、キャッチ1回で14ヤードをマークしている。

長きにわたってダイナミックなリターンスペシャリストと見なされてきたパターソンは、今年はヘッドコーチ(HC)アーサー・スミスのオフェンスにおけるランニングバックとレシーバーのハイブリットな存在として、9年のキャリアにおけるベストシーズンを送っていた。30歳のパターソンはこれまでの9試合でキャリアハイの473レシービングヤード、303ラアッシングヤード、ラッシングタッチダウン5回を記録している。

クリーブランド・ブラウンズに圧勝したペイトリオッツと対戦する上で、NFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)南地区の上位に浮上することを狙う4勝5敗のファルコンズにとって、パターソンの試合展開を変える能力の欠如は大きな痛手だ。パターソンにとっても、TNFを欠場することは2019年に共に第53回スーパーボウルを制覇したチームに対して自らの力を誇示するチャンスが失われることになる。

短期的な影響以外にも、パターソンの離脱期間がどれくらいに及ぶかがチームの最終的なランキングに影響する可能性がある。だが、それが見えてくるのはこの先の話だ。

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