ドルフィンズQBタゴヴァイロアはシーズン第11週のジェッツ戦で先発出場へ
2021年11月16日(火) 10:56マイアミ・ドルフィンズのクオーターバック(QB)トゥア・タゴヴァイロアはボルティモア・レイブンズを相手に勝利を収めた現地11日(木)夜の試合に登場しており、しかも、これは一度きりのことにはならないようだ。
月曜日、ヘッドコーチ(HC)ブライアン・フローレスはシーズン第11週に行われるニューヨーク・ジェッツ戦でタゴヴァイロアが先発すると報道陣に伝えている。
指の負傷によりシーズン第9週の試合を欠場していたタゴヴァイロアは、チームの緊急時のために控えていた。前戦に続いてレイブンズ戦でもジャコビー・ブリセットがタゴヴァイロアの代わりに先発を務めたものの、第3クオーター序盤で膝を痛めて戦線離脱している。
つまり、緊急事態が発生したために、タゴヴァイロアは投入された。ブリセットのリリーフとして出場したタゴヴァイロアはパス13回中8回成功、158ヤードを記録してドルフィンズがレイブンズとの得点差を広げるのに貢献し、1ヤードのランでタッチダウンを決めてこの夜の衝撃的な結果を締めくくっている。
今季、タゴヴァイロアは2度の負傷を経験して複数の試合を欠場した上に、マイアミがヒューストン・テキサンズのQBデショーン・ワトソンを獲得しようと動いているといううわさが絶えないなど、波乱に満ちた2年目のシーズンを過ごしてきた。2シーズンも経たないうちに5年分以上の批判と不安にさらされているタゴヴァイロアだが、新たなケガを抱えながらも常に試合に備えている。
これまでの戦績こそ3勝7敗だが、番狂わせの勝利を収めたドルフィンズは絶好調だと言えよう。3連勝を目指して、日曜日にはニュージャージーでジェッツ戦に挑む予定だ。
【RA】