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イーグルスCBスレイのリターンTDに対するタックルを釈明するブロンコスQBブリッジウォーター

2021年11月16日(火) 12:54


デンバー・ブロンコスのテディ・ブリッジウォーター【AP Photo/Jack Dempsey】

デンバー・ブロンコスのクオーターバック(QB)テディ・ブリッジウォーターはフィラデルフィア・イーグルスと対戦したホームでのサンデーゲームで、タックルを試みなかったことが30対13の敗戦に大きく影響したとして批判を受けている。

第3クオーターの終盤に7点差をつけられていたブロンコスは、敵陣23ヤードの地点でフォースダウン残り1ヤードという局面を迎えた。ハンドオフでボールを受け取ったランニングバック(RB)のメルビン・ゴードンは敵味方が密集する中へと突っ込んだところでボールを失い、それをイーグルスのコーナーバック(CB)ダリウス・スレイが拾った。

スレイはブロンコスの選手の間を縫って83ヤードのタッチダウンを決め、イーグルスは2スコア差をつけてブロンコスの逆転の可能性を潰している。

リプレーでは、ブリッジウォーターがミッドフィールド付近で、このタッチダウンを阻止するタックルができた位置にいたにもかかわらず、スレイをほとんど止めようともしていない姿が映し出された。試合後、キャリアに影響を与えるようなケガに対処してきたブリッジウォーターは、タックルを試みなかったことは戦略的な判断ではないと説明している。

フィールドの真ん中に「なんとかボールを戻そうとした」とブリッジウォーターは『Denver Post(デンバー・ポスト)』のマーク・キズラに述べた。「チームミーティングの席で、コーチがリーグ全体で行われているプレーや、残り2分の状況などを見ていると、うちのディフェンスは選手がサイドラインに向かって走っている。俺たちはいつも、“サイドラインは味方だ”と言っているんだ。だから、俺はボールを押し戻そうとした。俺がやろうとしたのはそれだけだ」

ブリッジウォーターはスレイとサイドラインの間にいたため、ブロンコスファンはこの説明では納得しないだろう。ブリッジウォーターは誰もいないフィールドへと走り抜けていくスレイを遅らせようともしなかった。

ゴードンのファンブルからブリッジウォーターの下手な作戦など、またしても得点できる状況で起きた一連の失敗は、ブロンコスの期待外れな一日を象徴することになった。これで5勝5敗になったブロンコスはAFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)西地区で最下位に沈んでいる。

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