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ライオンズQBゴフが斜筋を負傷、シーズン第11週のステータスは不明

2021年11月17日(水) 10:04


デトロイト・ライオンズのジャレッド・ゴフ【AP Photo/Paul Sancya】

現地21日(日)にクリーブランド・ブラウンズと対戦する試合で今季初勝利を目指すデトロイト・ライオンズが、その試合でバックアップクオーターバック(QB)に頼らざるを得ない状況になる可能性がある。

先発QBジャレッド・ゴフが先週に実施されたピッツバーグ・スティーラーズ戦で斜筋を負傷し、16対16で引き分けた試合で影響を受けていた。コーチングスタッフは水曜日の練習でゴフの投球を確認し、コアマッスルを使えるかどうかを見てから、ブラウンズ戦に向けたステータスを決定する意向だと『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロが水曜日の『NFL Now(NFLナウ)』で伝えている。

ゴフが力を発揮できない場合、1試合か2試合を欠場する可能性があり、チームはデビッド・ブラウを先発させることになりそうだとペリセロは述べた。

今季のすべての試合に先発しているゴフだが、ライオンズが0勝8敗1分を記録する中で十分な成果を残せず、先発としての地位に疑問が持たれていた。ヘッドコーチ(HC)ダン・キャンベルはシンシナティ・ベンガルズに34対11で敗れた際、ゴフが“もっと向上する”必要があると話している。しかしながら、『Detroit Free Press(デトロイト・フリー・プレス)』によれば、キャンベルHCは月曜日にゴフがライオンズに勝利の最高のチャンスをもたらすと述べ、ゴフの苦戦の原因としてパスプロテクションの貧弱さを嘆いていたという。

ゴフはスティーラーズ戦で112パスヤード、タッチダウンなし、サック4回という結果にとどまった。今季を振り返れば9試合でタッチダウンパスは8回、さらに、過去5試合に限ればわずか1回という結果となっている。

仮にゴフのプレーがそうしなかったとしても、ゴフのケガはブラウの前に道を開くかもしれない。

パデュー大学からドラフト外でNFL入りしたブラウは、ルーキー時代の2019年にライオンズで先発出場を5回果たして以来、それほどのアクションはなかった。ゴフがブラウンズとの試合でプレーできないとすれば、次に控えるのはショートウイークで迎えるシーズン第12週のシカゴ・ベアーズとのサンクスギビングデーゲームだとペリセロは指摘している。

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