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パッカーズがフランチャイズ史上6度目の株式発行

2021年11月17日(水) 10:10


ランボー・フィールド【AP Photo/Mike Roemer】

グリーンベイ・パッカーズは現地16日(火)、ランボー・フィールドの継続的なプロジェクトのために10年ぶりに株式を発行した。

アメリカの4大プロスポーツリーグの中で唯一の公営企業であるパッカーズは、調達した資金でスタジアムの大型スクリーンやコンコースのアップグレードを行う予定で、販売価格は1株300ドル(約3万4,500円)となる。

パッカーズの会長兼CEOであるマーク・マーフィーはプレスリリースの中で次のように述べた。

「われわれはフランチャイズの歴史の中で6回目となる株式の発行を行うことができ、感激している。先月、NFLから株式公開の許可を得て以来、ファンの皆さんも楽しみにしてきた。ランボー・フィールドに投資し、一流のスポーツ体験を提供し続けるためにはファンのサポートが不可欠であり、それがフランチャイズの継続的な成功にもつながっている」

「前回の発行から10年が経ち、ファンの方々からはパッカーズのオーナーになる次の機会はいつなのかという質問をよくいただいていた。その方々と、今回の発行に参加される次の世代のファンのためにも、新しい株主を迎えることができることを大変うれしく思っている

パッカーズの選手の少なくとも一人は、このチャンスを逃すつもりはないようだ。ランニングバック(RB)のA.J.ディロンは『Twitter(ツイッター)』に「自営業」とコメントを添えて、株式を購入したスクリーンショットを投稿している。

詳細の情報や購入にあたっての規約はpackersstock.com(リンク先は英語のみ)に掲載されており、チームは2022年2月25日まで30万株を提供する。

過去の発行は1923年、1935年、1950年、1997年、2011年に行われ、チームにとって今回は6回目、10年ぶりの発行となる。前回の2011年の時にはスタジアム改修のために1株250ドル(約2万8,700円)で発行され、6,470万ドル(約74億3,000万円)の調達に成功した。

【R】