シカゴ・ベアーズのラインバッカー（LB）カリル・マックの足のケガは休養では解決できなかった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、マックはシーズンを棒に振る足の手術を受けて故障者リザーブ（IR）に登録される予定だという。ヘッドコーチ（HC）マット・ナギーは手術の計画を正式に発表し、来週に手術が行われる予定であると述べた。マックは現地19日（金）にIRに入っている。

金曜日にナギーHCは「彼と共に、この数週間はただ健康になるように試みてきた。それが最も効果的な方法になるように試せることに関してはすべて取り組んできた。復帰して状況を把握するために、たくさんの時間とエネルギーを費やしてくれた。しかし、これが私たちの現状だ」とコメント。

この負傷によりマックはシーズン第7週から欠場している。ベアーズは休養により復帰することを期待していた。しかし、それから3週間以上が経って手術を受けることが決まったため、マックがベアーズで過ごす4度目のシーズンは早々に終了してしまった。

ナギーHCはマットについて「彼はコンペティターだから悔しい思いをしているだろう」と語り、「それでも、これが彼にとって最良の方法だし、彼を助けて直せる最高のシチュエーションだ」と続けた。

今季7試合に出場したマックはサック6回、タックル19回、クオーターバック（QB）プレッシャー22回を記録。

最高のパスラッシャーが不在では、その弱点が浮き彫りになってしまう。ベアーズディフェンスは過去2試合で相手にフィールドを縦横無尽に動き回られ、2連敗を喫する中で1試合平均31点を許している。

木曜日、ベアーズは少しでもマックの穴埋めをするためにLBブルース・アービンと契約した。ただし、実際にはマックがもたらしてくれるものに代わるものはない。

現在4連敗中のベアーズはバイウイークを終えるところだ。日曜日にソルジャー・フィールドでボルティモア・レイブンズと対戦する。ベアーズはこれまでにバイウイーク明けの試合で7連敗を喫している。つまり、2013年シーズン第9週に開催されたグリーンベイ・パッカーズ戦に勝利してからは、一度もバイウイーク明けの試合で白星を挙げていない――これは2003年から2012年にかけてバイウイーク後の試合で10連敗したラスベガス・レイダースに次ぐ連敗記録だ。

【RA】