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スティーラーズQBロスリスバーガーがリザーブ/COVID-19リストから復帰、チャージャーズ戦で先発出場

2021年11月21日(日) 10:07


ピッツバーグ・スティーラーズのベン・ロスリスバーガー【AP Photo/Matt Durisko】

ビッグベンが帰ってきた。

ピッツバーグ・スティーラーズは現地20日(土)、「NFLの要求するプロトコルを通過したことを受けて」、クオーターバック(QB)ベン・ロスリスバーガーをリザーブ/COVID-19リストからアクティブ登録したと発表。他のメンバーとは別の便で敵地に向けて出発するロスリスバーガーは、日曜夜に開催されるロサンゼルス・チャージャーズ戦に先発する予定だ。

ロスリスバーガーは先週土曜日に受けた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性となった。『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロによると、試合日を迎えるまでに問題がなければ、プロトコルの「テスト済み」となって早期に復帰した、完全にワクチン接種を受けた少数の選手たちのグループに仲間入りするという。

シーズン第10週に行われた今季未勝利のデトロイト・ライオンズとの対戦で16対16の引き分けに終わったスティーラーズ。この試合でロスリスバーガーは欠場を強いられていた。キャリアで2度目の先発出場を果たしたメイソン・ルドルフは1回あたり平均4.8ヤードを投じ、試合が始まってすぐの場面でたった1度だけタッチダウンドライブを導いた。

39歳のロスリスバーガーはキャリア18年を通してそれなりの苦悩を経験している。タッチダウン率(3.3%)はフルシーズンとしてはキャリア最低であり、1試合あたりのパスヤード(248.3)とパサーレーティング(90)も2008年以来の低さだ。

しかし、ビッグベンはスティーラーズにとって最良の選択肢であることに変わりはない。最後の8試合のうち7試合は勝率5割以上のチームとの対戦となるため、スティーラーズはフットボールの最も重要なポジションからの後押しを必要としている。

【RA】