カンザスシティ・チーフスは今週末、点の取り合いになることが見込まれる試合に向けて最高の武器となる選手を取り戻した。

ランニングバック（RB）クライド・エドワーズ・ヒレアーは現地20日（土）に故障者リザーブ（IR）からアクティブ登録され、日曜日に控えるダラス・カウボーイズ戦に出場可能となった。エドワーズ・ヒレアーはシーズン第5週にMCL（内側側副靱帯）を捻挫して以来、欠場していた。

今季、好調な滑り出しを見せていたエドワーズ・ヒレアーだったが、膝の負傷により妨げられてしまった。離脱する前の2試合では連続して100ヤード以上のランを記録し、シーズン全体でキャリー1回あたり平均4.7ヤードをマーク。エドワーズ・ヒレアーが出場していたとき、チーフスはチームとして平均128.2ラッシングヤードを記録していたが、この割合は過去5試合で92.8まで落ち込んでいる。

とはいえ、チーフスは今シーズン最高の攻撃力を発揮している。ラスベガス・レイダース戦ではトータル516ヤードを獲得して41得点を挙げており、リーグがクオーターバック（QB）パトリック・マホームズに追いついたのではないかという議論を鎮めている。マホームズとヘッドコーチ（HC）アンディ・リードは今後、最高のランニングバックに頼ることになるだろう。以前にリードHCは来週のバイウイークを終えるまでエドワーズ・ヒレアーを欠場させることを検討していると述べていた。

リーグトップクラスの得点力を誇るカウボーイズと対戦するチーフスにとって、これ以上ないほど良いタイミングでエドワーズ・ヒレアーは復帰を果たす。

【RA】