ボルティモア・レイブンズはクオーターバック（QB）ラマー・ジャクソンを欠いた状態でディビジョンのリードを広げるべく次戦に挑むことになった。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートは、現地21日（日）にシカゴ・ベアーズとの一戦を控えたレイブンズがスターQBジャクソンを非公表の体調不良により試合から除外したと報道。チームが後にジャクソンのインアクティブを発表している。ラポポートはMVP受賞歴を持つジャクソンが水分補給に最善を尽くしているにもかかわらず、体調不良を引き起こしたウイルスとの戦いを続けていると付け加えた。

レイブンズはジャクソンに加えて、ワイドレシーバー（WR）マーキス・ブラウン（太もも）を今シーズン初めて欠くことになる。

ジャクソンは金曜日に練習にフル参加して故障者レポートから脱していたものの、土曜日には再びレポートされるという、波乱の24時間を過ごした。水曜日と木曜日の練習は、今回の試合欠場の原因となった疾病のため、フィールドに出られていない。

ジャクソン欠場により、レイブンズはNFLの試合に先発した経験のないタイラー・ハントリーを起用することになる。2年目のハントリーはシーズン第7週シンシナティ・ベンガルズ戦でパス11回を投げて5回を通し、39ヤードを投げているが、ジャクソンの代打としての出番はあまり多くなかった。

6勝3敗のレイブンズは目下、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区首位に立っている。

【C】