グロンコウスキー、カーディナルス戦欠場
2016年09月11日(日) 04:07ニューイングランド・ペイトリオッツのアリゾナ・カーディナルスとのシーズン開幕戦で大きな影響を及ぼすのはトム・ブレイディーだけではない。
9日(金)夜、ペイトリオッツはタイトエンド(TE)のロブ・グロンコウスキー、オフェンスライン(OG)のジョナサン・クーパーとタックル(T)のネイト・ソルダーの欠場を発表した。
2週間前に太もも裏を傷めたグロンコウスキーは、今週の練習をずっと制限されている。
このニュースは、出場停止になったブレイディーに代わって先発起用されたクオーターバック(QB)のジミー・ガロポロにとっては大打撃だ。
けがをしていない時のグロンコウスキーはNFLで最もダイナミックなターゲットとなる。彼のサイズとスピードはラインバッカー(LB)、セーフティ(S)やコーナー(CB)とは全く釣り合わない。
2010年にNFL入りして以来、グロンコウスキーはどのTEよりも多いレシーブ獲得ヤード(5,555ヤード)とタッチダウンレシーブ(65回)を記録。また彼は2010年からラッシングTD1回を含めて66回のTDを奪い、NFLをリードしている。
27歳の彼はこれまでけがによって15戦を欠場したが、それらの試合でペイトリオッツには殿堂入り間違いなしのQBがいた。
グロンコウスキーが使えなくなったペイトリオッツは新たに獲得したマーテラス・ベネットをTEのメインに据えることになる。
太もも裏のけがは厄介なため、ペイトリオッツとしてはフットボールの神を試して自分たちのトップターゲットをさらに長期間失うリスクを避けたかったのかもしれない。
いずれにせよ、1つだけ確かなことがある。グロンコウスキーが出られなくなったことで、ガロポロの砂漠への挑戦はいっそうタフになったということだ。