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スティーラーズ、ウィートンがアウトで戦力減

2016年09月11日(日) 23:57


肩の故障で第1週の試合を欠場することになったスティーラーズのWRマーカス・ウィートン【AP Photo/Gene J. Puskar】

日本時間13日(火)に行われるワシントン・レッドスキンズとの試合で、ピッツバーグ・スティーラーズはまた1人オフェンスの武器を失った。

チームは10日(土)、2番手ワイドレシーバー(WR)のマーカス・ウィートンが肩の故障で第1週を欠場すると発表した。

ウィートンは今週の練習に参加していない。

これはクオーターバック(QB)のベン・ロスリスバーガーにとっては戦力的にまた頭の痛い問題だ。スティーラーズはすでに出場停止処分によってランニングバック(RB)のリビオン・ベルとWRのマータビス・ブライアントを欠いている。

ウィートンを失い、スロットにはイーライ・ロジャースが入り、アントニオ・ブラウンの逆サイドにはサミー・コーツが入る時間が増えるだろう。ダーリアス・ヘイワード・ベイも当初の予定より多くスナップを受けることになるかもしれない。

オフシーズンの練習で光るところを見せながらも、プレシーズンで苦しんだコーツにとってはビッグチャンスだ。

昨シーズン最大の爆発力を見せたオフェンス陣は開幕戦で影を潜めることになるが、少なくとも彼らにはまだ“ビッグ・ベン”ことロスリスバーガーとブラウンがいる。

その他第1週の故障者情報

1.ワシントン・レッドスキンズはRBのマット・ジョーンズ、ルーキーWRのジョシュ・ドックソン、ディフェンシブエンド(DE)のケンドール・レイエス、ノーズタックル(DT)のケドリック・ゴルストンをクエッショナブルのリストに入れた。ジョーンズは今週の練習にフル参加しており、試合にはゴーサインが出そうだ。ドックソンも土曜日はフル参加だったが、今週はずっと練習を制限されている。レシーバー陣が厚いレッドスキンズだけに、ルーキーWRのラインアップ入りは慎重に判断されることになるだろう。

2.スティーラーズはウィートンに加えて、コーナーバック(CB)のセンクエズ・ゴルソン(足)、RBのルーズベルト・ニックス(背中)とセンター(C)のコディー・ウォーラス(膝)の欠場を発表している。

3.ロサンゼルス・ラムズは肩を故障中のルーキーWRファロー・クーパーの欠場を発表。WRのネルソン・スプルースとコーナー(CB)のE・J・ゲインズもアウト判定だった。オフェンシブタックル(OT)のロブ・ヘブンスタインとリザーブILBのブライス・ヘイジャーはクエッショナブルとなっている。

4.サンフランシスコ・49ersはラムズ戦でDEのアリク・アームステッド(肩)をクエッショナブルに。同じくDEのクイントン・ディアルとグレン・ドーシーも膝のけがでクエッショナブルだ。CBのクリス・デービス(太もも裏)はダウトフルで、他にLBのニック・ベロアー(膝)とCBのキース・リーサー(足首)も13日の試合ではクエッショナブルとなっている。