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DUIによる3試合の出場停止処分を不服とするセインツWRハリス

2021年11月27日(土) 15:03

ニューオーリンズ・セインツのディオンテ・ハリス【AP Photo/Butch Dill】

関係者によると、ニューオーリンズ・セインツのワイドレシーバー(WR)ディオンテ・ハリスは2021年シーズンにフィールドを離れることを余儀なくされる3試合の出場停止処分に不服を申し立てているという。

セインツが31対6で敗れたバッファロー・ビルズ戦でパントリターナーやキックリターナーとして出場したハリスは、レシーバーとしてもキャッチ1回で9ヤードを記録。ハリスは試合前に3試合の出場停止処分を知らされたが、不服を申し立てた。その過程でビルズ戦に出場できたハリスは12月2日(木)に控えるダラス・カウボーイズ戦にも出場できる可能性がある。

7月にボルティモアで交通事故を起こした後、飲酒および薬物の影響下での運転(DUI)について合意事実陳述書とともに無罪を主張していたハリスは、1年間の監督下での執行猶予を言い渡されていたため、今回の出場停止処分に至った。執行猶予期間は2022年11月8日(火)まで続く。

チームも選手たちも事故が解決した時点で出場停止処分が下される可能性は高いと考えており、あとはタイミングの問題だった。

NFLの薬物乱用防止規定とそのプログラムでは加重状況がない場合、初犯のDUIに対する懲罰は3試合、無給の出場停止となっている。2回目以降の違反の場合は8試合の出場停止となる。

レシーバー陣の層の厚さに悩んでいるセインツは最近、元ニューイングランド・ペイトリオッツのWRマルコム・ペリーと練習生として契約し、ハリスの出場停止期間中の穴を埋められるようにしている。

【RA】