テネシー・タイタンズのワイドレシーバー（WR）A.J.ブラウンは胸部の負傷により、しばらく出場できない。

タイタンズが現地27日（土）に故障者リザーブ（IR）に登録したため、ブラウンは少なくとも今後3試合は欠場することになる。ブラウンは今週の練習をすべて欠席した後、日曜日に控えるニューイングランド・ペイトリオッツ戦の欠場が決まっていた。AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）南地区首位につけるチームに復帰できるのは、早くてもシーズン第15週となる。

『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートによれば、ブラウンのケガはシーズン終了を意味するものではなく、12月には復帰できる見込みだという。そのため、新進気鋭のスター選手にとっては、これからの数週間が治癒するための重要な期間となる。

先週に行われたヒューストン・テキサンズ戦で複数のケガをしたブラウンは途中離脱を余儀なくされた。ただでさえ試練の多いシーズンを過ごしてきた3年目のレシーバーにとって、今回の出来事は新たな障壁となっている。ブラウンは2021年シーズンを通してあらゆるケガを抱えながらも、タイタンズで最も生産性の高いターゲットとして活躍してきた（キャッチ46回、615ヤード、タッチダウン3回）。

WRフリオ・ジョーンズが未いまだにIRに登録されており、ランニングバック（RB）デリック・ヘンリーも今季終了となる可能性があるため、タイタンズとクオーターバック（QB）ライアン・タネヒルはパスゲームにおいて、ワイドレシーバーのニック・ウェストブルックやチェスター・ロジャース、デズ・フィッツパトリックなど、実績のないオプションにさらに頼っていくことになる。

【RA】