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カウボーイズDEローレンスはセインツ戦出場の見込み、WRクーパーは不明

2021年12月01日(水) 11:56


ダラス・カウボーイズのデマーカス・ローレンス【AP Photo/Mark LoMoglio】

ダラス・カウボーイズはニューオーリンズ・セインツと対戦するサーズデーナイトにボールの両面でカギとなるプレーメーカーたち――ワイドレシーバー(WR)アマリ・クーパーとディフェンシブエンド(DE)デマーカス・ローレンス――が加わることを願っている。しかし、前者の状況についてはまだ不確かなままだ。

現地11月30日(火)、カウボーイズのオーナーであるジェリー・ジョーズは毎週出演しているラジオ『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』で、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の陽性だったクーパーは練習に参加し、ラインアップに戻る予定だと話している。しかしながら、月曜日にCOVID-19の陽性であることが分かったカウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシーは、ジョーンズの発言の後にクーパーは施設に戻っているものの“まだ最高の感触ではない”とし、練習に参加するかは“後の判断”だとしていた。

『Dallas Morning News(ダラス・モーニング・ニュース)』によれば、マッカーシーHCは「彼が明日の練習に参加しないなら、私の勘としては彼は試合に出ないだろう」と話していたという。

リザーブ/COVID-19リストに置かれていたクーパーは過去2試合を欠場。その間、チームはカンザスシティ・チーフスおよびラスベガス・レイダースと戦っていた。

ローレンスはカウボーイズのシーズン初戦でフォースドファンブル1回をマークしたものの、翌週の練習中に足に骨折を負ってからはプレーしていない。

「ローレンスは良い1週間を送った」とジョーンズはコメント。

さらに「今週、ニューオーリンズで彼が見られるだろう。彼のようなプレーヤーがどれだけの違いを生み出すことか。もちろん、ここに戻ってきた際には彼は自分のゲームを始めなければならない」と話している。

2度のプロボウラーであるローレンスのパスラッシュ能力の欠如を埋めたのは傑出したルーキーであるマイカ・パーソンズだった。ローレンスが戻ってくれば、パーソンズはこれまで以上にオフ・ザ・ボールの役割でプレーできることになる。しかしながら、ローレンス不在時に与えたインパクトによって、守備コーディネーター(DC)ダン・クインはこれからもパーソンズをパスラッシャ―として起用しようとするかもしれない。

ローレンスのほかにも、カウボーイズにはケガから復帰しようとしている選手たちがいる。DEランディ・グレゴリーとディフェンシブタックル(DT)ネビル・ガリモアも快方に向かっている。肘を負傷していたガリモアは故障者リザーブ(IR)からの復帰に指定されており、グレゴリーはふくらはぎの負傷から回復中だ。

「(ローレンスの)すぐ後ろに控えるのはガリモアになるだろう。そのすごく後ろがグレゴリーだ。彼らを(セインツ戦で)見ることになるかは分からないが、10日以上後のワシントンでは確実に見られるだろう。彼らについては少し大まかに話している部分があるが、彼らのどちらかか両方がワシントンまでには復帰するだろう」とジョーンズは話している。

カウボーイズに関する他のニュースとしては、ルーキーコーナーバック(CB)ナーション・ライトがリザーブ/COVID-19リストに置かれたとマッカーシーHCが報道陣に明かした。膝の問題を抱えていたランニングバック(RB)エゼキエル・エリオットは火曜日の練習にフル参加している。

7勝4敗のカウボーイズは現地12月12日(日)にワシントンでプレーすることになっている。

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