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シーズン第12週の最優秀選手はベンガルズRBミクソン、バッカニアーズRBフォーネットなど

2021年12月02日(木) 00:40


タンパベイ・バッカニアーズのレナード・フォーネット【AP Photo/Michael Conroy】

現地1日(水)の朝に発表された最新の週間最優秀選手賞には、2017年のドラフト組が多く含まれていた。

シーズン第12週に優れたパフォーマンスを見せたとして選ばれた6人の中には、タンパベイ・バッカニアーズのランニングバック(RB)レナード・フォーネット(全体4位指名)とシンシナティ・ベンガルズのRBジョー・ミクソン(48位)、さらにはグリーンベイ・パッカーズのコーナーバック(CB)ラスル・ダグラス(99位)が含まれていた。

フォーネット、ミクソンとダグラスを含む5人が、今季初めての受賞となっている。

ハイスコアゲームが見どころと予想されたコルツとの対戦でショーの主役を奪い、インディアナポリスで1997年以来初めてとなる38対31の勝利をバッカニアーズに献上したのがNFC攻撃部門の最優秀選手に選ばれたフォーネットだった。

始めと終わりの笛が鳴るまでの間、彼はタックルの間をすり抜け、ショートヤードのレシーブでディフェンダーの裏をかくなど、デュエルスレットとしてのスキルセットを存分に披露した。フォーネットは合わせて131スクリメージヤード(キャリー17回で100ヤード、レシーブ7回で31ヤード)とタッチダウン4回(ランで3回、レシーブで1回)を記録しており、彼のまだ若いNFLキャリアでも明らかにベストとなる成績を残した。

AFCの攻撃部門最優秀選手に選ばれたミクソンは、地区ライバルのピッツバーグ・スティーラーズと対戦した日曜日のホームゲームでベンガルズが41対10で勝利を飾る中、自身のキャリアベストとなるパフォーマンスを見せた。

ミクソンは忠誠なるシンシナティファンの前でキャリー28回、165ヤードとタッチダウン2回を決めて、2009年以来となるチームのスティーラーズへの大勝に貢献。加えて、キャリー平均5.9ヤードというミクソンの記録は、昨シーズンの第4週以降で最も高い数値となっている。

デンバー・ブロンコスのルーキーコーナーバック(CB)パトリック・サーテイン二世は彼の有名な父を誇らしくさせるに違いないパフォーマンスで、AFC守備部門の週間最優秀選手賞を獲得している。

盛り上がる地元の観衆の前で、一流のチャージャーズオフェンスと対峙(たいじ)したサーティンは、1巡目指名にふさわしい落ち着きと度胸を見せ、70ヤードのピック6を含む5回のタックルと2回のインターセプトを記録して、ジャスティン・ハーバートの軍団を相手にチームは28対13の圧倒的勝利を決めた。1試合で2回のインターセプトを達成したブロンコスルーキーは栄誉の殿堂入りしているスティーブ・アトウォーター以来2人目で、1989年以来のことだ。

一方、NFC守備部門の週間最優秀選手賞はシーズン4度目の先発で5回のタックルと4回のパスディフェンスを見せたダグラスに与えられた。パッカーズのCBによる決定的瞬間は第3クオーター後半に訪れた。彼はラムズのクオーターバック(QB)マシュー・スタッフォードのパスをインターセプトすると、それを33ヤード持ち帰り、グリーンベイの得点を36対17にした。彼らは最終的に36対28で勝利している。

レイダースのキッカー(K)ダニエル・カールソンはサンクスギビングデーにオーバータイムで36対33の勝利を決めるキックを見せて、2021年2度目のAFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手賞を手に入れた。プロ4年目のカールソンはキャリアハイとなる18得点(ポイントアフタータッチダウン3回、フィールドゴール5回)に貢献し、その中には緊張あふれる場面でスムーズに29ヤードを決め、勝利でラスベガスを帰路につかせたキックも含まれていた。彼はまた、今シーズンに56ヤード以上のフィールドゴールアテンプトを成功させた11人のKの1人になった。

リストの最後はファルコンズのパンター(P)トーマス・モーステッドで、彼は11月8日(月)にニューヨーク・ジェッツからリリースされ、新たに契約して出た最初の試合でNFCスペシャルチーム部門週間最優秀選手に指名された。最長55ヤードを含めてパント平均44.8ヤードを記録したモーステッドは5回のパントのうち3回を20ヤードラインの内側に決め、ファルコンズの一員としてジャガーズに21対14で勝利するための責任を果たした。

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