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ベアーズQBフィールズにプレー許可、パッカーズ戦先発へ

2021年12月09日(木) 09:01


シカゴ・ベアーズのジャスティン・フィールズ【AP Photo/Charles Rex Arbogast】

クオーターバック(QB)ジャスティン・フィールズがシカゴ・ベアーズのけん引役に戻ってくる。

ヘッドコーチ(HC)マット・ナギーが現地8日(水)、フィールズが医療上の問題をクリアし、サンデーナイトフットボールで行われるグリーンベイ・パッカーズ戦に先発する予定だと明かした。

シーズン第11週に肋骨を負傷した新人QBのフィールズは、過去2試合を欠場していた。

4勝8敗のベアーズはフィールズに代わってアンディ・ダルトンが先発した試合で1勝1敗となっている。ダルトンが左手に負傷を抱える中、ナギーHCはダルトンとナンバー3QBのニック・フォールズのいずれが日曜日にバックアップを務めるのかは分からないと話した。

昨年のシーズン第3週に先発の役割を引き継いで以来、フィールズは波のあるルーキーシーズンを過ごした。腕と足の両方でビッグプレーを生み出せる能力を見せていたフィールズは、負傷前にはリードの部分でも安定するようになっている。しかし、ほとんどのルーキーの例に倣って、ボールをホールドしたり、判断ミスをしたり傾向も見せている。

フィールズのパサーレーティングである69.0は、条件的に比較対象となる33名のQBの中では2番目に低い。後ろにいるのは同じくルーキーのザック・ウィルソンのみだ。

すでに低迷しつつあるシーズンの中で、ルーキークオーターバックの成長は今後のベアーズにとって最も重要なプロセスになる。フィールズがどれだけ成長できるかが、ベアーズのオフシーズンと今後のシーズンに影響してくるだろう。

健康面で出陣の準備が整い次第フィールズが先発QBに戻ることは、以前から公にされていた。その復帰が、ライバルであるパッカーズの本拠地ランボー・フィールドにて、サンデーナイトのプライムタイムに現実のものとなる。

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