QBグレノンがチャージャーズ戦に間に合うことに希望を持つジャイアンツ
2021年12月09日(木) 10:17ニューヨーク・ジャイアンツがクオーターバック(QB)ジェイク・フロムのNFLで初めての出場に向けて準備を進める間にも、ヘッドコーチ(HC)ジョー・ジャッジは2年目のフロムが先発出場を強いられないことを願っている。
『ESPN』によれば、ジャッジHCはQBマイク・グレノンが脳震とうプロトコルをクリアして日曜日に予定されているロサンゼルス・チャージャーズ戦に先発する可能性を“楽観”していると現地8日(水)に語ったという。
とは言え、シーズン第13週にマイアミ・ドルフィンズに敗れた試合で脳震とうを起こしたグレノンが脳震とうプロトコルを離脱することができなければ、フロムがNFLで初めての先発出場を果たさなければならない。
グレノンが出場できる状態になるまで、フロムが今週の練習で先発メンバーのレップスを担当する。
『Newsday(ニュースデー)』によれば、準備についてフロムは「学ぶことがたくさんある。全然授業に出ていなかったのに最終試験の準備をしているような感じさ。でも、楽しい」と話したという。
グレノンは20対9で敗北したドルフィンズ戦でジャイアンツのクオーターバックとして初めて先発し、パス44回中23回成功、187ヤード、インターセプト1回、サック3回を記録。アテンプト平均は4.25ヤードだった。グレノンにとってディフェンシブエンド(DE)ジョーイ・ボサやチャージャーズのパスラッシャ―たちと相対するのが決して好ましくないのは当然だが、フロムがそれを相手にキャリア初先発に挑むというシナリオは、ジャッジHCにとってはなお悪い。
本来の先発QBであるダニエル・ジョーンズは首を負傷しており、まだ接触のあるプレーの許可が出ていない。今週もジョーンズがプレーすることはないだろう。しかし、ジャッジHCはジョーンズの負傷がシーズン終了レベルのものである兆候はないと述べている。
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