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バイキングスRBクックがスティーラーズとの“TNF”にクエッショナブル

2021年12月09日(木) 11:17


ミネソタ・バイキングスのダルヴィン・クック【AP Photo/Stacy Bengs】

ミネソタ・バイキングスのランニングバック(RB)ダルヴィン・クックの不在期間は多くが予測したよりも短く終わるかもしれない。

肩を負傷しているクックが、サーズデーナイトフットボール(TNF)として行われるピッツバーグ・スティーラーズとの試合に向けて正式にクエッショナブルとされている。

月曜日のウオークスルーセッションに不参加だったクックは、過去2日間は制限付きの参加にグレードアップした。とは言え、ショートウイークであるため、これらのセッションは通常のゲームウイークに典型的なワークロードよりも抑えめになっている。そのため、プレーオフ出場に向けて非常に重要になる一戦にクックがどれだけ近づいているかは分かりにくい状況だ。

『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートによれば、クックは肩の脱臼と関節唇断裂を抱えているという。バイキングスがサンフランシスコ・49ersに敗れた試合でケガを負ったクックは、先週末にそれまで未勝利だったデトロイト・ライオンズに最後の瞬間になって負けた試合には出場していない。

シーズン第13週にはバックアップのアレキサンダー・マティソンが仕事量を増やし、29対27で敗れた試合でキャリー22回、90ヤード、タッチダウン1回を記録している。

バイキングスはクックが数週間の休養とリハビリを経て戻ってくる可能性にまだ希望を持っており、シーズン第15週のシカゴ・ベアーズ戦での復帰を想定している模様だ。クックは2019年シーズン終盤にも同様のリカバリーの道のりをたどっており、プレーオフで現場に戻っている。木曜日に復帰することになればそのタイムラインを早めることになるが、5勝7敗のバイキングスにはそれも必要なことかもしれない。

バイキングスはNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)のワイルドカードの座をめぐる争いにまだ残っているものの、ワシントン・フットボール・チームと49ersに追いつくには今後の試合で勝利を重ねなければならない。今は6勝6敗のこの2チームがワイルドカードの最後の2つのスポットを占めている状態だ。AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)では6勝5敗1分のスティーラーズも同様の状況にあり、これまでの13週でそれぞれ7勝5敗を記録しているシンシナティ・ベンガルズ、ロサンゼルス・チャージャーズ、バッファロー・ビルズに競り勝つために白星を活用したいところだ。

バイキングスとスティーラーズの一戦は現地9日(木)にミネアポリスのU.S.バンク・スタジアムで行われる。

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