現地20日（月）にラスベガス・レイダースに対して喫した敗北によって、クリーブランド・ブラウンズのスペシャルチームコーディネーターであるマイク・プリーファーのヘッドコーチ（HC）代役の仕事は終わりそうだ。

ケビン・ステファンスキーHCは現地21日（火）、NFLのCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）プロトコルによって隔離されてから10日目にあたり、ブラウンズがグリーンベイ・パッカーズと対戦するクリスマスには、サイドラインへの復帰には問題はないと報道陣に語った。『Akron Beacon Journal（アクロン・ビーコン・ジャーナル）』のネイト・ウーリッヒが伝えている。ステファンスキーHCはクオーターバック（QB）ベイカー・メイフィールドもシーズン第16週の試合に出場可能だと考えている。

しかしながら、金曜日にチームが移動するまでに検査によってプロトコルを脱しなければ、ステファンスキーは独自での移動を強いられる可能性がある。また、『アクロン・ビーコン・ジャーナル』によれば、ステファンスキーHCはメイフィールドについても検査の結果次第で別個の移動が必要になると話したという。ステファンスキーHCはリザーブ／COVID-19リストにいる選手の一部が、早ければ水曜日に練習に復帰できると期待している。

メイフィールドとステファンスキーHCは先週水曜日にCOVID-19の陽性となっており、他にもオフェンシブタックル（OT）ジェドリック・ウィルズ、ガード（G）ワイアット・テラー、ワイドレシーバー（WR）ジャービス・ランドリーらの主要選手が陽性の結果を受け取っていた。

先週、ステファンスキーHCはバーチャルな形でチームミーティングに参加し、レイダース戦への準備を手助けしてきた。7勝7敗のブラウンズは黒星によってAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区の最下位に転落したものの、3試合を残してプレーオフ進出の可能性はまだある状態だ。

ヘッドコーチや主要な選手がたとえ一部であれ今週の練習に復帰できない状態でパッカーズ戦に挑むのは簡単な仕事ではない。ステファンスキーHCはメイフィールドが試合でプレー可能ながらも、当日までチームに合流できない場合に先発するのかどうかについては言及しなかった。

ステファンスキーHCは「すぐに復帰できることを全員が望んでいる」と話したとのことだ。

不安定な状況であることは確かだ。しかし、ステファンスキーHCは少なくとも、どのような状況になろうとも再びチームの指揮を執ることに自信を持っている。

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