コルツLBレナードがリザーブ/COVID-19リスト入り、カーディナルス戦は欠場
2021年12月26日(日) 08:10現地25日(土)に試合を控えたインディアナポリス・コルツがまた一人、主要メンバーを欠くことになった。
コルツはラインバッカー(LB)ダリウス・レナードをリザーブ/COVID-19リストに登録したと発表。『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが報じたところによれば、レナードはワクチンを摂取しておらず、今回、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)検査で陽性反応を示したことから、シーズン第17週を含む10日間はチームに合流できない。
ワイドレシーバー(WR)ザック・パスカルとセーフティ(S)カーリ・ウィリスもリザーブ/COVID-19リストに名を連ねている。
コルツはロースターに空いたスポットを埋めるため、WRキキ・キューティーやコーナーバック(CB)ブライアン・プールを含む6人の選手を昇格させている。
クオーターバック(QB)カイラー・マレー率いるアリゾナ・カーディナルスの爆発的なオフェンスを相手にしなければならない一戦において、レナードの不在はコルツディフェンスにとって大打撃だ。前戦で10回のタックル(タックルフォーロス1回を含む)を記録したほか、ニューイングランド・ペイトリオッツのQBマック・ジョーンズをインターセプトするなど、レナードの前半戦の活躍がペイトリオッツ戦の勝利に貢献した。
先ごろには3度目となるプロボウル選出を果たしたレナードを欠くコルツがその穴を埋めるにはバックアップのデフェンダーに頼らざるを得ない。ペイトリオッツ戦ではE.J.スピードがブロックしたパントをリターンタッチダウンにつなげ――2021年シーズンでは2度目――コルツの直近のデプスチャートではレナードに次ぐ位置につけている。
コルツはすでに3名の先発オフェンシブラインマン不在でサタデーゲームに臨むことが決まっており、ガード(G)のクエントン・ネルソンとマーク・グロウィンスキーはリザーブ/COVID-19リストに登録されている。センター(C)ライアン・ケリーは個人的な事情により試合を欠場する。
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