『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートとアディティ・キンカブワラが現地25日（土）に報じたところによると、ボルティモア・レイブンズがクオーターバック（QB）タイラー・ハントリーをリザーブ／COVID-19リストに登録したという。これにより、ハントリーが日曜日に控えるシンシナティ・ベンガルズ戦に出場することはない。

ハントリーは金曜日の練習を欠席しており、その理由は新型コロナウイルス感染症以外の体調不良によるものだとされていた。

通常、バックアップQBが大一番の試合を前に除外のステータスとなることは大きな懸念を呼ぶものではない。しかしながら、金曜夜の時点で、レイブンズの次戦はハントリーが先発すると予想されていた。エースQBラマー・ジャクソンは足首の負傷が原因で今週を通して練習に参加できていないのだ。金曜日に公表された故障者レポートではジャクソンのステータスはクエッショナブルだったが、出場の可能性は低いと見られていた。

レイブンズは土曜日、ジャクソンがサンデーゲームに向けてシンシナティに向かわないことを発表。スペシャルチームコーチのT.J.ウェイストもチームに同行しないという。

キンカブワラは、これにより、AFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区のライバルであるベンガルズとの一戦に向け、ジョシュ・ジョンソンが先発QBという大役を担う候補になっているとも付け加えた。金曜日の練習でただ一人、健康なQBだったジョンソンはジャクソンが足首を痛めたことを受けて12月15日にレイブンズと契約。それまではニューヨーク・ジェッツの練習生だった。

また、ラポポートとともにトム・ペリセロが伝えたところによれば、レイブンズはQBケンジ・バハールとも契約を締結しており、日曜日はジョンソンのバックアップとして昇格させる計画とのこと。レイブンズの4番手QBであるクリス・ストレベラーは練習生のCOVID-19リストに登録されている。

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