地区優勝目前のカンザスシティ・チーフスが現地26日（日）、主力パスキャッチャー不在で試合に臨むことになった。

NFLJapan.comのイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、タイトエンド（TE）トラビス・ケルシーが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）プロトコルを抜けられず、ピッツバーグ・スティーラーズ戦に出場できないとのこと。その後、チームが正式にケルシーのステータスを除外と公表しつつ、ラインバッカー（LB）ニック・ボルトンとオフェンシブラインマンのルーカス・ニアングも同様に欠場すると明かしている。

チーフスはケルシーがプロトコルを終えると期待して土曜日にはリザーブ／COVID-19リストからアクティブ登録していたが、ケルシーはプロトコルを抜けられなかった。

また、クオーターバック（QB）コーチのマイク・カフカ、ランニングバック（RB）コーチのグレッグ・ルイス、アシスタントOLコーチのコーリー・マッセイもプロトコルを継続しているため、不在のままだ。

ケルシーはワイドレシーバー（WR）タイリーク・ヒルに続き、試合までにアクティブロースター復帰が期待されていた。ヒルは火曜日にリザーブ／COVID-19リスト入りした後、プロトコルを終えて土曜日にアクティブ登録されている。一方で、月曜日にリスト入りしたケルシーはシーズン第16週の試合に出場できず、ケルシーが欠場するのは今季初めてとなる。

ただ、スティーラーズ戦でチーフス陣営に姿がないのはケルシーだけではない。キッカー（K）ハリソン・バッカーとパンター（P）トミー・タウンスエンドが欠場するため、エリオット・フライと、トミーの兄であるジョニー・タウンスエンドがそれぞれの役割を埋める予定だ。今週、COVID-19の影響を受けた1人であるブレイク・ベルがケルシーに代わるタイトエンドとして活躍することが期待される。

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