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解雇の心配はしていないと強調するブロンコスHCファンジオ

2021年12月28日(火) 17:10


ビック・ファンジオ【AP Photo/Jack Dempsey】

現地26日(日)、デンバー・ブロンコスは17対13でラスベガス・レイダースに敗れたことで、プレーオフ進出がほぼ絶望的となった。今季、ヘッドコーチ(HC)ビック・ファンジオはブロンコスで3シーズン目を迎えている。

ファンジオHCの雇用が保証されていないといううわさもあるが、本人は月曜日に心配していないと語った。

「心配していない。お決まりの答えだと思っているだろうが、いろいろな理由から、心配していない。理由というのは個人的な考えだ。確実に起こり得ることだと思っているか? もちろんだ。ただ、心配はしているはずだ、と? それは絶対にない。理由はいろいろとある」

ファンジオHCはブロンコスのヘッドコーチとして47試合を戦って19勝28敗。プレーオフ初進出を果たすには勝ち越す必要がある。戦績を見ると、ブロンコスはポストシーズン争いから排除されたわけではないが、日曜日に敗れたことでプレーオフ進出から最も遠い順位になってしまった。ブロンコスは現在、AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)で13位につけている。

ブロンコスは1月にジェネラルマネジャー(GM)ジョージ・ペイトンを雇い、ペイトンGMはファンジオHCと彼のスタッフをそのままにした。このサイクルでペイトンGMが自らヘッドコーチを選ぶ可能性もある。

ファンジオHCは月曜日、ペイトンGMと定期的に会っているが、ほとんどの会話は将来の話ではなく、現在に関するものだと強調した。

「今、われわれが話し合っているのは目の前のタスクについてと、さまざまなことが起こっているロースターの調整に関することが大半だ。将来について話すこともある。そういった会話が将来の話につながることもある。でも、ずっと先のことについては話し合っていない」

2022年が契約最終年となるファンジオHCは、契約延長がないままコーチを務めることに「全く」抵抗がないと語った。

ブロンコスは2015年シーズンに第50回スーパーボウルでカロライナ・パンサーズに24対10で勝利して以来、プレーオフ進出すらできていない。

【RA】