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チーフスTEケルシーがリザーブ/COVID-19リストから復帰、練習に参加

2021年12月30日(木) 08:39

カンザスシティ・チーフスのトラビス・ケルシー【AP Photo/Kyusung Gong】

パトリック・マホームズがシーズン第17週に向けてスターライトエンドを取り戻しつつある。

カンザスシティ・チーフスのヘッドコーチ(HC)アンディ・リードが現地29日(水)、タイトエンド(TE)トラビス・ケルシーをリザーブ/COVID-19リストからアクティブ登録し、水曜日の練習に参加したことを明かした。

先週はじめにリザーブ/COVID-19リストに登録されたケルシーはチーフスがピッツバーグ・スティーラーズに勝利したシーズン第16週の試合を欠場している。チーフスは試合までにケルシーがCOVID-19プロトコルをクリアできると信じ、先行してアクティブ登録していたが、実際はプロトコルを抜けられず、試合にも出場できなかった。

チーフスはケルシー不在でもスティーラーズを相手に問題を抱えることなく、36対10で快勝している。

ケルシーは現在、NFLのレシーブヤード数で11位にランクされており、2021年は7回のタッチダウンで1,066ヤードを稼いでいる。ケルシーが1,000ヤード超えを達成したのはこれで6シーズン連続であり、シーズン第15週に勝ち星を挙げたロサンゼルス・チャージャーズ戦で10回のキャッチと191ヤード、2タッチダウンのパフォーマンスを披露して記録達成となった。

今季のケルシーはボールセキュリティ(落球、ファンブル)にやや課題があったものの、それでもNFLのタイトエンドのポジションではエリートの部類に入る。シーズン第16週にボルティモア・レイブンズを撃破して勢いに乗るシンシナティ・ベンガルズとの対戦を控えるチーフスにとってケルシーの復帰は朗報に違いない。

リードHCは肩を痛めているランニングバック(RB)クライド・エドワーズ・ヒレアーは水曜日の練習に参加しなかったとも明かした。

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