シンシナティ・ベンガルズは優秀な2人のジョーがいない状態でシーズン最終戦に向かう。

ランニングバック（RB）ジョー・ミクソンが新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の検査で陽性となり、現地9日（日）に行われるクリーブランド・ブラウンズ戦を欠場するという。『NFL Network（NFLネットワーク）』のトム・ペリセロが情報筋の話を元に伝えた。ミクソンは水曜日にリザーブ／COVID-19リストに置かれ、現時点では無症状だとペリセロはつけ加えている。

ベンガルズは先発クオーターバック（QB）を欠くことにもなる。ジョー・バロウが水曜日に、プレーする見込みはないと報道陣に明かした。ヘッドコーチ（HC）ザック・テイラーも後に、バロウは休養し、シーズン第18週を欠場すると認めた。

MVP候補でもあるバロウは、欠場は「痛むがそんなに悪くない」という膝とはそれほど関係なく、プレーオフ前にメンタルおよびフィジカルな部分を休ませる部分が大きいと話している。

2人に関するニュースの以前、ベンガルズの他の主要選手もリザーブ／COVID-19リストに入っており、その中には先発メンバーのセーフティ（S）ボン・ベル、ディフェンシブエンド（DE）トレイ・ヘンドリックソン、ガード（G）クイントン・スペイン、センター（C）トレイ・ホプキンスが含まれる。また、バックアップのラインバッカー（LB）アキーム・デイビス・ゲイザーも同じリストに置かれた。ミクソン以外の面々に関しては、日曜日までにプロトコルから離脱できる可能性がある。ホプキンスとスペインの2人のインテリアオフェンシブラインマンがプレーできなければ、ランニングゲームではサマジェ・ペリーンの仕事が増えるだろう。他にはLBジョーダン・エバンス、ワイドレシーバー（WR）トレントン・アーウィン、コーナーバック（CB）トレイ・ウェインズがリザーブ／COVID-19リストに登録された。

10勝6敗のベンガルズはAFC（アメリカン・フットボール・カンファレンス）北地区王者であり、最低でも第4シードにつけることになる。一方でさらに上につける可能性があり、わずかながらも第1シードに浮上してファーストラウンドバイを獲得するチャンスもある。

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