ライオンズがわずか1年でリンOCと袂を分かつとの報道
2022年01月10日(月) 02:51アンソニー・リンがわずか1年でデトロイトを去る。
『NFL Network(NFLネットワーク)』のイアン・ラポポートが情報筋の話として伝えたところによると、デトロイト・ライオンズと攻撃コーディネーター(OC)であるリンは現地9日(日)に行われるグリーンベイ・パッカーズ戦終了後に袂を分かつ見込みだという。
リンはロサンゼルス・チャージャーズの指揮官を4年務めた後、2021年1月にヘッドコーチ(HC)1年目のダン・キャンベルに雇われてライオンズOCに就任。
NFLでランニングバックとして8シーズン、アシスタントコーチとして17年のキャリアを持つリンは2017年にチャージャーズのヘッドコーチとして起用され、新天地ロサンゼルスに移ったチームを33勝31敗の戦績とポストシーズン出場1回に導いた。2020年シーズンに2年連続して負け越しを喫した後、チャージャーズから解雇されている。
ライオンズでは、かつてタイトエンドとして活躍し、初めてヘッドコーチに就いたキャンベルHCの下、リンをはじめとする多くの元選手たちがコーチとして採用された。リンはデュース・ステイリー(アシスタントヘッドコーチ)、アーロン・グレン(守備コーディネーター)、マーク・ブルネル(クオーターバックコーチ)、アントワン・ランドル・エル(ワイドレシーバーコーチ)らとともにコーチ陣に名を連ねていた。
クオーターバック(QB)ジャレッド・ゴフやランニングバック(RB)ディアンドレ・スイフト、タイトエンド(TE)T.J.ホッケンソンらを擁するリンが率いたライオンズオフェンスは思うようにチームを勝利に導けず、序盤11試合で20点以上をマークできたのはたった一度きりだ。最終戦となるシーズン第18週を前にしてトータルオフェンスではリーグ第22位、スコアリングオフェンスは28位、サードダウンとレッドゾーンの攻撃に関してはリーグ最下位に低迷している。
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