ブレイディが史上最年長で5,000パスヤード超えを達成
2022年01月10日(月) 07:54タンパベイに移り住んで2年、44歳にしてトム・ブレイディは記録を更新し続け、マイルストーンを積み重ね続けている。
ブレイディはバッカニアーズがカロライナ・パンサーズと対戦した現地9日(日)、NFL史上2人目となる複数回の5,000ヤード超えを達成したクオーターバックに輝き、さらに5,000ヤード以上をマークした史上最年長の選手としても歴史に名を刻んだ。
ブレイディが5,000ヤード以上のパスヤードを稼いだのはこれがキャリア2度目。初の達成は約10年前、ニューイングランド・ペイトリオッツ時代に34歳で挑んだ2011年シーズンだ。同様の記録を保持しているのは他にドリュー・ブリーズただ一人で、実に5回も5,000ヤード超えを成し遂げている。
ブレイディとブリーズはさまざまな記録を打ち立てており、今年のシーズン第16週にはシーズン40回目のタッチダウンを決めたブレイディがタッチダウン40回以上を2年連続で達成した選手としてブリーズと肩を並べた。
ブレイディの最新の5,000ヤード超えはNFL史上で13番目の記録となる。
シーズン第18週を迎えるにあたり、ブレイディはタッチダウンパスが40回、5,000ヤードにあと10ヤードの4,990ヤードをマークした状態だった。ちょうど1年前にブレイディが成し遂げた40回のタッチダウンパス成功はバッカニアーズのシーズンレコードでもある。
パンサーズ戦――掲載時点で試合中――を終えて、44歳のブレイディがタッチダウンパス数またはパスヤード数でトップの成績を残せば、いずれの場合でも最年長での記録達成となる。『NFL Research(NFLリサーチ)』によると、パス、ラン、レシーブのいずれにおいても、獲得ヤードとタッチダウンの両方でトップの成績を収めた選手はおらず、NFL史上最年長の現役選手でもあるブレイディがそれを達成すれば初の快挙だという。
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