ベアーズが元ドルフィンズHCフローレスと面接へ
2022年01月12日(水) 11:22元マイアミ・ドルフィンズHC(ヘッドコーチ)のブライアン・フローレスがすでに別のHC職の面接を予定している。
フローレスはシカゴ・ベアーズのヘッドコーチ職の面接を受ける予定だと、『NFL Network(NFLネットワーク)』のトム・ペリセロがチームの計画について知る人物の話を元に伝えた。
ベアーズは月曜日にマット・ナギーHCとジェネラルマネジャー(GM)のライアン・ペースを解雇。一方、フローレスはドルフィンズがシーズン第18週にニューイングランド・ペイトリオッツを破った後に、驚きの解雇通告を受けている。
『NFLネットワーク』のイアン・ラポポートは月曜日、ドルフィンズは目に見えてフラストレーションを抱えており、フローレスとクリス・グリアーGMの間の緊張感はシーズンを通じて高まっていたと報じた。オーナーのスティーブン・ロスはGM側に立つことを選択し、3シーズンをドルフィンズで送ったフローレスを放出している。
マイアミでの3年間に24勝25敗を記録し、どのシーズンでもプレーオフに進めなかったフローレスだが、ドルフィンズは初めてヘッドコーチを務めるフローレスの下で、2021年の9勝8敗を含めて2年連続で勝ち越しシーズンを送っていた。1勝7敗で今季をスタートさせたドルフィンズは7連勝で巻き返したものの、ポストシーズンには届いていない。
ドルフィンズには解雇されたものの、元ペイトリオッツアシスタントコーチのフローレスはすぐにヘッドコーチ不在のチームから候補者リストのトップの一人と見なされるだろう。フローレスは気骨のあるディフェンスを布陣できることを証明しており、率いるチームは常にタフなプレーを見せてきた。
フローレスが新たなヘッドコーチ職を見つけられるかどうかでカギを握るのは、オフェンスのプランだ。フローレスはドルフィンズで、コーディネーターたちを回しながらオフェンスのプランを立ててきた。ベアーズにはジャスティン・フィールズという未来のクオーターバック(QB)がいる。フローレスがこの若きシグナルコーラーをどう育てていくのかが、ベアーズとのインタビューの主要な論点になるだろう。
フローレスの面接を最初に明らかにしたのがシカゴだが、今回のサイクルでヘッドコーチを解雇した他のチームからも熱い視線が注がれているはずだ。
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