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マッカーシーHC残留を「完全に」期待しているとカウボーイズEVPジョーンズ

2022年01月18日(火) 11:09


ダラス・カウボーイズのヘッドコーチ(HC)マイク・マッカーシー【AP Photo/Matt Patterson】

マイク・マッカーシーHC(ヘッドコーチ)の解任を求めるダラス・カウボーイズのファンの願いは叶いそうにない。

カウボーイズのエグゼクティブバイスプレジデント(EVP)を務めているスティーブン・ジョーンズは現地17日(月)に『105.3 The Fan(105.3ザ・ファン)』に出演し、マッカーシーHCが2022年もチームの指揮を執ると確信していると語り、「完全にそうだ。とても自信がある」とコメントしている。

オーナーであるジェリー・ジョーンズは日曜日にマッカーシーHCの将来について語ろうとしなかったが、月曜日の発言はそれを受けて行われたものだった。

ジョーンズオーナーは日曜日に「こんな時にそういったことを議論する気にもならない。検討もしていない。試合がそれを物語っている」と話していた。

カウボーイズは日曜日に開催されたサンフランシスコ・49ers戦で89ヤードに及ぶ14のペナルティ――シーズンワーストタイとなる回数――を科せられており、繰り返し自らを追い詰めた。14回のペナルティはプレーオフの試合でNFL史上2番目に多く(1993年に行われたワイルドカードラウンドのラスベガス・レイダース対デンバー・ブロンコスでは17回)プレーオフで敗れた場合の反則回数としては過去最多となった。ペナルティの多くはスナップ前にとられたもので、そのうち4つは攻撃陣に科せられている。

そして、残り14秒という中でクオーターバック(QB)ダック・プレスコットにランをコールするという判断がなされたが、結果としてはこれがラストプレーになり、カウボーイズは時間を止められなかった。

ジョーンズは最後のプレーに対する反応について「シーズンが終わったショックが大きかった」と述べ、次のように続けた。

「ダックにボールを地面に落としてほしかったし、そうするべきだった。もちろん、そこにはボールの位置もそうだし、その辺のことを含めていくつかの課題がある。彼らはそれに対処している。マイクとダックが説明したのは知っている。練習で取り組んでいる。あれは台本通りだった。われわれは確かに、ヘイルメリーパスを投げるよりも、あそこに進んでボールを動かすことを目指していたし、誰かがオープンになれば25ヤードのパスを決められるようにしようと思っていた。もちろん、その背景にある考え方はとてもよく理解できる」

「でも、結局のところ、あんなにいいシーズンを送っていたのに、突然終わってしまったわけだから、プレーオフでの成功という点で勝ち取ることができなかったのは確かにとても残念で、珍しい出来事だった。今年に何かを成し遂げられなかったのは残念だ」

【RA】