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競り合うこともできなかったラムズ戦に落胆するカーディナルスQBマレー

2022年01月19日(水) 00:15

アリゾナ・カーディナルスのカイラー・マレー【AP Photo/Jae C. Hong】

アリゾナ・カーディナルスのクオーターバック(QB)カイラー・マレーにはチームをプレーオフでの勝利に導き、NFLのクオーターバックのランキングで急浮上するチャンスがあった。

しかし、結果は正反対だった。

カーディナルスのクオーターバックであるマレーは最初から最後まで苦戦した。試合を通して効率的なスコアリングドライブは一度のみで、パス34回中19回成功、137ヤード、インターセプト2回、パサーレーティング40.9という数字で、34対11でロサンゼルス・ラムズに敗れたNFC(ナショナル・フットボール・カンファレンス)ワイルドカード戦を終えている。

敗戦後、マレーは報道陣に「試合らしい試合にできず、自分たちにできると分かっているプレーができなかったのが残念。それが、一番残念だった部分だ。負けも一つの要素だけど、競り合いさえできないのはまた別だ」と話した。

「自分の肩に多くのものを背負っているし、自分自身に多くを課し、この瞬間を夢見て、プレーオフにやってきた。プレーオフの最初のゲームで、俺がしたようなプレーをして、俺たちがしたようなプレーをすれば、さっき言ったようにがっかりさ」

カーディナルスがシーズン序盤に積み上げてきたものがすべて、4クオーターで失われた。それは数週間前から始まっていたプロセスの終わりであり、その中でカーディナルスはデトロイト・ライオンズに敗北している。

ディフェンシブエンド(DE)J.J.ワットは「俺たちにできることから見れば、大失敗だった。これまでに、俺たちが自分たちにできると証明してきたことと比べるとな。それ以外、どう表現していいか分からない」とコメント。

マレーもワットのその評価に同意している。

「ああ、同意だね。俺はスーパーボウルで勝利するためにプレーしている。それが目標であって、ミッションはスーパーボウルで勝つことだ。プレーオフに出たり、第2ラウンドに進んだりすることじゃない。スーパーボウルに進むことが目標であって、俺たちはそれに届かなかった。だから、俺も同意だ」

「未来とか、そういうことは考えてこなかった」と言うマレーは次のように続けた。

「すべてを飲み込もうとしている。いろいろな感情があるんだ。チームを誇りに思う。俺たちがどう戦ったかを、誇りに思っている」

「今夜、ベストのプレーができなかったのは残念だった」

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