シーホークスが4シーズン在籍したDCノートンを解雇
2022年01月19日(水) 10:31シアトル・シーホークスが守備コーディネーター(DC)ケン・ノートンを解雇したことを現地18日(火)に発表した。
シーホークスはノートンDC、ならびに守備側のパッシングゲームコーディネーターであるアンドレ・カーティスとも離別したことを明らかにしている。
これはシーホークスが7勝10敗でシーズンを終えた後の最初の動きだった。
ノートンの守備コーディネーターとしてのシーホークスでの4年目は、厳しいものとなった。シーホークスはトータルディフェンス(試合平均379.1ヤード)でNFLの28位、パスディフェンス(試合平均265.5ヤード)で31位に沈んでいる。しかしながら、リーグでもトップクラスのレッドゾーンディフェンスのおかげで、シーホークスのスコアリングディフェンス(試合平均21.5ポイント)は11位にランクインした。
シーホークスのセカンダリーを前に、相手攻撃陣は楽にパスゲームを進めてきた。その傾向が特に大きかったのがシーズン序盤だ。
コーナーバック(CB)は昨年の初めから続く懸念だった。フリーエージェンシーでシャキール・グリフィンを失った後、オフシーズンにもコーナーバックの補強はほとんど行われなかった。トレ・フラワーズのリリースをはじめとするシーズン中のいくつかの変更で改善が見られたものの、ノートンの続投を決めるには十分ではなかった。また、シーホークスの最も才能あるディフェンダーの一人であるセーフティ(S)ジャマール・アダムスが肩の負傷でシーズン絶望となっている。
55歳のノートンは南カリフォルニア大学(USC)でラインバッカーコーチを務めた後、2010年から2014年にシーホークスのラインバッカーコーチの役割を担った。3シーズンにわたってDCとしてレイダースに所属してから、2018年に同じくDCとしてシーホークスに戻っている。
1988年から2000年にはダラス・カウボーイズとサンフランシスコ・49ersのラインバッカーとして、NFLで13シーズンにわたってプレーした。
カーティスもシーホークスに4シーズン在籍していた。
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