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パッカーズとの再戦を前に、ラフルアーHCとの関係に問題はないと49ersシャナハンHC

2022年01月19日(水) 12:10

サンフランシスコ・49ersのカイル・シャナハン【AP Photo/Roger Steinman】

最後にカイル・シャナハンとマット・ラフルアーが顔を合わせたのは、グリーンベイ・パッカーズがシーズン第3週にリーバイス・スタジアムで勝利を収めた際の、試合後の握手だった。サンフランシスコ・49ersのヘッドコーチ(HC)であるシャナハンが冷淡な挨拶をしたため、2人の関係が悪いのではないかという推測がそこで生まれている。

現地22日(土)に組まれているディビジョナルラウンドを舞台としたランボー・フィールドでの再戦を控え、シャナハンHCはパッカーズHCであるラフルアーに何らかの悪い感情があるとの見方を否定し、クオーターバック(QB)アーロン・ロジャースがフィールドゴールにつながった37秒のドライブで逆転勝利を決めたことに怒っていただけだと話した。

チームによれば、シャナハンHCは「マットは友人だ。マットと私の間はまったく問題ない」と語ったという。

「あの試合の後で私は怒っていた。あんな終わり方だからね。厳しかった。乗り越えるのに少し時間はかかったが、われわれは良好だ。私はマットとたくさん話している。彼は今年、本当に良い仕事をしてきた。彼のために私もとてもうれしかったが、今週はそれはストップだ」

ひんやりとしたムードの握手に加え、オフシーズンに49ersがロジャースの獲得可能性について簡単な問い合わせを行ったとの報道に両者が怒っていたといううわさがあったことで、2人の関係が悪いとの見方に拍車がかかっていた。

シャナハンHCとラフルアーHCは2008年のヒューストン時代に、コーチングスタッフとして一緒に働いていた。シャナハンは攻撃コーディネーター(OC)で、ラフルアーはNFLにやってきたばかりのオフェンシブアシスタントだった。ラフルアーはシャナハンと共にワシントンで4シーズン(2010年から2013年)、アトランタで2シーズン(2015年から2016年)をQBコーチとして過ごしている。

ラフルアーがグリーンベイのヘッドコーチになって以来、2人は5度目の対決に向かう。過去4回の顔合わせにおける戦績は引き分けとなっており、プレーオフで白星を挙げたのはシャナハンの1回のみだ(2019年NFCチャンピオンシップ戦)。

両チームはシーズン第3週に対戦して以来、長い道のりを経て再び対決する。49ersは過去10試合で8勝2敗となっており、日曜日にはアウェイだったプレーオフのダラス・カウボーイズ戦を制した。一方のパッカーズはNFCの第1シードであり、これまで通りの調子を保って今週末の一戦に臨む。シャナハンHCは次のように語った。

「私は、私たちは当時とは別のチームになったように感じている。他の皆と同じようにね。シーズンを始めて、いろいろな選手と対面してきた。だが、フットボールは両チームともスキーム的にそれほど変わっていない。自分たちがやっているプレーやコンセプト、カバレッジをやっている。シーズン開幕当初と終わった際のそれぞれのチームを見ればちょっとした違いがあるが、ほとんどのものが同じだ。チームがより良くなっているのを見るのは本当にいいことだ。皆が練習し、一つのユニットとして共に良くなっているのを感じる。昔より自分たちが良い位置につけていると思う」

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