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ベンガルズ戦のステータスについては「いずれ分かる」とタイタンズRBヘンリー

2022年01月20日(木) 10:21

テネシー・タイタンズのデリック・ヘンリー【AP Foto/Darron Cummings】

テネシー・タイタンズの練習場では足のケガで長期離脱していたランニングバック(RB)デリック・ヘンリーの復活が喜ばれている。とはいえ、現地22日(土)にホームで開催されるディビジョナルラウンドのシンシナティ・ベンガルズ戦に出場できるかは公表されていない。

水曜日に約3カ月ぶりに報道陣の前に姿を表したヘンリーは「土曜日にどうなっているかはいずれ分かる」とコメントした。

次のフィールドはタイタンズにとって理想的な場所だろう――ヘンリーはシーズン第8週に行われたインディアナポリス・コルツ戦以来、欠場している。足の手術が必要だったが、十分に回復したため、チームは今月初めにヘンリーに故障者リザーブ(IR)からの復帰を指定した。ヘンリーは足にまだプレートが入ったままだが、それでもチームメイトの元に戻ってこられたのは心強いと話している。

ヘンリーは「すべてはこの練習場から始まり、土曜日に向けてできる限りのことをする。そこから始まるんだ。ただただ一生懸命やって、ベストを尽くして、このチームにとって最高のプレーヤーになって、できる限り貢献したいと思っている。でも、やるべきことはいつも通り、ここから始まるのさ」と強調している。

タイタンズのオフェンシブラインはランブロッキングユニットとして成長を遂げ、平均得点はヘンリーの離脱後に大幅に下がったとはいえ、RBドンタ・フォーマンを筆頭に堅実なラッシングアタックを維持できていた。そのタイタンズはレギュラーシーズンに1試合あたりのラン獲得ヤードを102.5ヤードに抑えてNFL5位につけていたベンガルズのランディフェンスに立ち向かおうとしている。

ヘンリーは出場していたシーズン序盤8試合でキャリー219回、937ヤード、タッチダウン10回を記録。レギュラーシーズンの9試合を欠場したにもかかわらず、ランヤードでリーグ9位につけている。ついに復活を遂げたヘンリーは練習期間に徹底的に観察されるだろう。

マイク・ブラベルHC(ヘッドコーチ)は月曜日に「デリックが復帰を継続しつつフットボールの感覚に慣れて、ブロッキングスキームや選手の位置、カットの位置を確認するために、この1週間の練習はわれわれにとって重要になるだろう」と語っている。

スーパーボウル出場まであと2勝に迫っているタイタンズにとって、ヘンリーの復帰はちょうどいいタイミングになるかもしれない。

【RA】