カンザス州のジョンソン郡保安官事務所によれば、カンザスシティ・チーフスのラインバッカー（LB）ウィリー・ゲイJr.が、現地19日（水）の夜にオーバーランドパークで軽度の器物損壊の容疑で逮捕されたとのことだ。

23歳のゲイは現地時間22時30分に逮捕され、ジョンソン郡刑務所に収容された。本人は無罪を主張している。同保安官事務所によると、ゲイは木曜日に1,000ドル（約11万円）の保釈金を支払って釈放され、3月2日に再び出廷することになっているという。

ゲイの犯した器物損壊の被害額は1,000ドル以下だとされており、ジョンソン郡地方裁判所の宣誓供述書によると、掃除機と壁やドアのフレームなどを壊し、今回のB級の非対人軽犯罪は「家庭内暴力の犯罪に当たる」という。

ゲイの代理人を務めるマックス・リープセルターは、息子の母親の家に行った際に口論となり、掃除機を壊してしまったと『NFL Network（NFLネットワーク）』のイアン・ラポポートに話している。

チーフスのスポークスマンは『NFL.com』に対し、「チームはこの事件を認識している」と述べた。

2020年のドラフトでチーフスに2巡目で指名されたゲイは今シーズン12試合に出場。そのうち11試合に先発してタックル48回、インターセプト2回とサックを0.5回記録している。1月16日に開催されたピッツバーグ・スティーラーズとのワイルドカードゲームでチーフスが勝利を挙げた際、2年目のゲイは17回のスナップに参加していた。

チーフスは日曜日の東部時間18時30分からホームでディビジョンラウンドを開催し、バッファロー・ビルズを迎え撃つ。

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